【PCオーディオ高音質化計画 旧HDD編】
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ポータブルHDD Transcend Storejet 25 Mobileを導入♪ – PCオーディオ高音質化計画 ぱ~と2
2008年夏に購入したTranscend Storejet 25 Mobile 320GB。中身はSamsungの2.5インチHDD HM320JIで、実は購入して程なくしてステータスに異常が出ていました。当時はそのままで一応問題無く使えていたのですが、2年ほど前にASUS VivoMini VC65を導入した際に諸々の周辺機器等を更新したため、Transcend Storejet 25 MobileはUSB2.0×SATAⅠ(SATA/150)と今となっては転送スピードが遅い事もあり、バックアップデータの保管庫用にしつつ、予備役として引き出しの中送りになっていました。
で、今回ASUS VivoMini VC65のSSDをSamsung 850EVOから860EVOに更新したついでに、色々な保管データとバックアップの再確認と整理・・・アクティブな母艦PC戦闘打撃群wにある元データと、パッシブな外付けポータブルHDDに分散している予備役もといバックアップの保管先をちまちま確認&変更していたのですが、保管中にどうやらTranscend Storejet 25 Mobileが遂に駄目になってしまった模様です・゜・(ノД`;)・゜・。
ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることが出来ません。
最初、PCに接続しても通電しているのに中々認識しないので、電流不足を疑ってUSBケーブルをいくつか入れ替えてみたりしたのですが、やっとなんとか認識した(この時点では一応、中のファイル等が見えていた)と思いきや、程なく「F:¥ にアクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることが出来ません。」みたいな感じの警告表示。Windows10のプロパティ上でポップアップに従いそのままスキャンとエラーの修復を試みたところ、完全に読めなくなりました(≧◇≦)
CrystaldiskInfoで確認してみるとこんな感じ↓で「異常」です。使用時間1092時間とありますけど桁がおかしい。以前は常に母艦PCに繋げていましたのでそんなに短いはずはありません・・・。そういや、2009年のエントリでTranscend Storejet25Mobile 320GBが接続時に認識異常が出てた話を既にトラブル報告として書いていましたにゃ。(今、箱ピュアブログをセルフ検索していて気付きました・・・忘却の彼方~♪)
当時CrystaldiskInfoで読むと健康状態が「不明」って既に表示されていたっけ。よく考えたらこの当時は未だ保証期間内だったのではないか~( ゜Д゜) その後は交換修理にも出さず、ずっとCrystaldiskInfo上で異常ステータスのまま普通に使えてはいましたが、不安定なステータス状況になっているHDDというものは基本的に信用してはいけないのですねぇ┐(´~`)┌
Transcendの耐衝撃ポータブルHDDを分解してみる
故障したTranscend Storejet 25 Mobile。挙動の怪しいSamsungのHDD HM320JIを別のものに入れ替えれば耐衝撃ポータブルケースそのものは使えます。SATA1(SATA150)でUSB2.0接続のHDDケースですので、もはやUSB2.0の転送速度が遅すぎてとてもSSDには使えませんが、元が低速な古めのHDDの保管用途には未だ捨てるには忍びなく。しかし、殻ケースがない適当なSATAのHDDを他には持っていなかったりして、自分的にはもう需要無いのですよね。。。そういや古いノートPC等から抜いたIDE規格のHDDはいくつか持っているのですけれど、もはや使う可能性ゼロですし、いい加減中身を吸い出した方が良いかも(^^;)
ちょっと潜水艦っぽい質感のStorejet 25 Mobileですが、分解するとこんな感じになります。外側のカバーはプラスチックにラバーコーティングだとてっきり思い込んでましたけれど、ぷにっぷにのラバーそのものでした。 このポータブルHDDケースにはぱっと見ネジがありませんが、このゴム製カバーは引っ張ると剥けます。
ゴムカバーを剥くとプラスチックカバーの四隅に4ヶ所の+ネジがあるのですが、うち1つは封印シールの中に隠れていますので、封印を剥がさないと分解はできません。ですのでメーカー保証期間内に分解してはいけません。他サイトの分解画像では+ネジが3箇所でしたが、私の手元の個体では4ヶ所でした。
ネジを外してプラスチックカバーを2つに割ると、更にソフトラバークッションをはめ込まれた2.5インチHDD本体が出てきます。耐衝撃カバーの構造はHDD本体⇒ラバークッション⇒プラスチックケース⇒ゴムカバーと3重構造になっていて、もの凄~く厳重なケースだったのですね。今更ですけれども、台湾Transcendの作り込みに感動してしまいました\(^^@)/
同じデザインのまま、最新規格のSATAⅢ(SATA/600) USB3.1 gen1(=USB3.0)に対応したシェルケースは今でも生産されています。※HDDに直接被せる内部のラバークッション形状は更に改良されているようです。
~まとめ~
過酷な環境でポータブルHDDを持ち歩く必要がある御仁は、敢えて同じTranscendの2.5インチHDDケースへ換装されるか、或いは完成品のTranscend製のポータブルHDDを使ってみるのも良いんじゃないかと思います。あと、見ての通り遮音性に非常に優れた構造ですので、その点だけを取ってみてもデスクトップPCオーディオでは敢えて選択する意義がありそう。
PCオーディオ高音質化計画【序章2】 TranscendのポータブルHDDを導入♪
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手持ちのWD Elements Portable 2TBとか、鈴虫的なアクセス音が地味に気になってイラつく時があり、デスクで目の前に置く用途に採用したことを仄かに後悔しているのですけれども、部品売りのTranscendの耐衝撃ケースに中身を入れ替えればかなり静かになりそうな予感・・・。※ただ調べてみたところ、WD Elements Portableは分解してもSATA端子がなく、USB3.0がHDDから直に出ている構造。他の殻ケースで使えない特殊構造HDDのトラップ仕様とのことで載せ替えは諦めました(≧◇≦)。※一般的な殻無しの2.5インチHDDでしたら普通は換装できると思います。