【第5世代iPad mini(無印)が届いたのでiPad mini4との違いをレビュー】
序章|基本性能&音質|カメラ画質|クリアケース|保護フィルム
つい3時間ほど前、3月18日のニュースですが、一時はもう発売されないだろうと噂されていたiPad mini4の後継モデルになる新型iPad miniが発表されました。既に3月18日の夜からApple Storeでの予約がはじまり、3/30日から出荷になる模様です。今回から無印となり型番が消えるため、お陰で初代と紛らわしいですが第5世代で実質iPad mini 5相当です。
基本的には既存のiPad mini 4をそのまま踏襲したデザインで、外観及び7.9インチのRetina画面サイズ等に変更はありません。※背面のマイク位置のみ移動。一番のポイントはCPU速度の大幅な改善と、Apple Pencil(第1世代)への対応。従来のLightningケーブルと、音質に拘る音楽ファンやオーディオマニアにとって欠くべからざる3.5mmイヤホンジャックは継続採用で一安心。背面カメラの画素数は8Mピクセルのままですが、前面カメラが1.2M→7Mピクセルに。カラーバリエーションもシルバー・ゴールド・スペースグレイでiPad mini 4から変更無し。重量は残念ながら僅かに重くなっています。
内蔵ストレージの容量バリエーションについては、先代iPad mini4の16GB・32GB・64GB・128GBから、第5世代の新型iPad miniでは64GBと254GBの2タイプのみに。価格についてはベーシックモデルとなる一番安価な64GB Wi-Fiモデルが45800円※iPad mini4 128GBと同じ。値下がりするのではとの噂がありましたが、ストレージ容量的には残念ながら実質値上げでした(涙) 大容量の256Gモデルは62,800円。管理人の使うiPad mini 4の後期型は128GBモデルのみでしたので、後期型からの乗り換えとなると内蔵ストレージ容量を半分に減らすか2倍に増やすかの二択になるのが悩ましいところ。256GBモデルが思っていたよりも高額ですので、128GBモデルも用意して欲しかったのが本音です。。。ちなみにWi-Fi + Cellularモデルは64GB:60800円で、256GB:77800円となります。
iPad mini 4から敢えて新型iPad miniに買い換える必要性は?
iPad mini 3以下のモデルの場合、問答無用で新型iPad mini(実質iPad mini5)に買い換えされることをお薦めしますけれども、問題はApple Pencilが使える点以外には、外観等の実用性能が殆ど変わらないiPad mini4から新型iPad miniへ乗り換える必要性があるのか?です。
管理人は約2年前にiPad mini 4を購入し、毎日数時間、文字通り使い倒している状況ですけれども、現時点で問題となりはじめている一番の懸念材料が僅かな動作のもたつきと引っかかりだったりします、2017年の購入時点で既にお世辞にも速くはありませんでしたし、2019年の今から見れば、もう5世代も古いA8プロセッサ(2014年のiPhone6相当)ですから当然と云えば当然なのですけれども、今度の新型iPad miniに搭載されたチップはなんと最新のApple A12 Bionic。iPad mini4のA8比で処理速度は3倍、グラフィックに至っては9倍の処理性能です。iPad mini4を今後2年はともかく5年間、速度レスポン的なストレスを感じずに毎日使い続ける事は厳しそうですけれど、Apple A12 Bionicを搭載した新型iPad miniでしたらここから5年は戦えます♪
新型iPad miniの変化の少なさに、出た瞬間からレトロとか時代遅れとか揶揄されていますが、既存iPad miniのユーザーの満足度の高さと実用完成度を重視して、ホームボタンやLightning端子を残したり、細部の質を高める以上には変化しないことを敢えて選ぶ英断を今のAppleに出来たの事こそが、逆にむしろ凄いのでは無いかとd(^_-) ※欲を云えばApple Smart Keyboardに対応して欲しいとか、第2世代のApple Pencilに対応していれば尚良かったのですが、そこは現時点でA12チップの爆速マシンを僅か45800円でリリースするコストとの引き換えになっているのだと思います。
iPad mini 4の購入から2年を経た今現在、速度レスポンス的な問題点の他にも、明らかにバッテリーの持ちが悪くなってきているように感じていますが、購入時に有償でAppleCare+(2年)に加入していることもあって、保証が切れる前にバッテリーの無償交換をしようかと準備しているところでした。とは云え新型が出た以上、バッテリー交換をしてリハビッシュして貰ったiPad mini 4はそのまま未開封で下取りに出しつつ、差額で新型iPad miniに乗り換える絶好のタイミングかも知れません。ただこれはあくまで管理人のみたいに24時間iPad mini 4片時も手放さない生活をしているiPad miniのヘビーユーザーの話ですので、別にそこまで使用頻度高くないよ?という皆さんの場合は、新型iPad miniの登場で、お手頃になった中古や新古品のiPad mini 4を敢えて購入するという選択肢もありだと思います。Apple Pencilを使わないのであれば、iPad miniとしての外観や機能はほぼ変わりせんので。
《下取りに出す際にはガラスフィルムを外す必要がありますが、綺麗な状態で下取りに出す方法がこちら》
Apple GiveBackでAppleに直接下取りに出した場合、管理人の17年型iPad mini 4 128GBモデルは現時点で9500円になるみたいですが、中古買い取りやオークション等で売却すればまだ3万円前後くらいにはなりそう(新型iPad miniが出たので少し下がるでしょうが)ですので、ストレージ容量を128GBから64GBにグレードダウンすることで、差額2万円程度での乗り換えも今なら出来そう。ただ、出来れば256GBモデルに飛びたいところではあったりするのですけれども・・・。
2019/3/19 追記:結局Apple Storeで新型iPad mini 5を予約購入してしまいました。3/30日発送分はもう無いみたいで届くのは4/3~からみたいです。一番安価な64GBのWi-Fiモデルですけれども、Apple Store直販の場合はSoftBank Wi-Fiスポットを2年間無料で付けられるのもポイントですね※手持ちのiPhone7はauですけれども。あとこれ税抜き価格ですので実際には税込み49464円でした。AppleCare+for iPadは前回と同じく迷っていますが、たぶん後から付けるかも。。。
と云うことで、2年近く使ったiPad mini 4は、近日中に一旦AppleCare+でバッテリー交換をした上で、査定額の良い中古買い取り店に売却する予定。差額がおいくらになったかはその時にまた記事にしますね♪
【第5世代iPad mini(無印)が届いたのでiPad mini4との違いをレビュー】
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