【第5世代iPad mini(無印)が届いたのでiPad mini4との違いをレビュー】
序章|基本性能&音質|カメラ画質|クリアケース|保護フィルム
iPadやiPhoneを新調するとその度に必要になるのが専用カバーと液晶保護フィルム。使わない方もいらっしゃると思いますが、かなり丈夫に作られているiPadやiPhoneも、日常でラフに扱えば傷つきます。つまるところ将来的な下取りでのリセールバリューを考えた場合、やっぱり保護カバーや保護フィルムは避けて通れません。下取りなど考えずにずっと使い続けるにしても綺麗な方が良いですし(^^)ゝ
実際、これまでの管理人が2年間ソフトカバーと液晶保護フィルムを貼って使用してきたiPad mini4は、目視では新品同様の無傷ですV(^_-) ですので今回、iPad mini4から新型iPad miniに乗り換えたのを機に、当然の如くソフトケースと液晶保護用ガラスフィルムも新調してみました。未だ出始めて種類が限られていそうですけれども、とりあえずAmazon.co.jpから取り寄せたのいくつかのアクセサリをレビューしてみます。
第5世代Apple iPad mini対応 耐衝撃ソフトクリアケース(カバー)
冒頭の画像で新型iPad miniに嵌めてあるのがMaxkuのiPad mini5透明ソフトカバーです。新型iPad miniと先代iPad mini4の外形寸法は全く同じですけれど、カメラや側面スイッチの位置が微妙に移動したため、iPad mini4のカバーを流用することは出来なくなっています。実は試しにこれまでiPad mini 4で使ってきたソフトカバーを新型iPad miniに嵌めてみたのですが、サイズは同じものの、変更されたカメラレンズの位置にカバーが被ってしまう上に、ちょっとした事で音量ボタンの誤動作が起こってしまう為、残念ながら使い回すことは出来ませんでした。
過去2年間iPad mini 4で使用していた同種の耐衝撃ソフトクリアケースと比較すると↓こんな感じ。先代iPad mini 4がゴールド色でしたので、シリコンの経年による変色には敢えて目を瞑ってきたのですけれど、新品と並べてこうやって見比べると、経年劣化でシリコンが如何に黄変してしまうか判り、色々小汚くて凄いことになってます(@_@;) 左側、元々ゴールドカラーだったわけでは無く、最初は右と同じ無色透明クリアでしたから。
Apple認証もない中国製ですし、製造メーカーによってもシリコンの劣化具合はかなり変わりそうですけれど、モノによってはわずか2年でここまで変色して黄ばんでしまうので、シリコン素材のソフトケースを使われる場合、綺麗な見た目を維持するために最低でも年1回の交換は必要っぽい。管理人の場合は殆ど自宅内での使用でしたが、職場の同僚など人目に触れる場所で使われる場合には、半年に一度新調するくらいで良いかもしれません。ちなみに前回iPad mini 4用に購入したソフトシリコンカバーは【Ceavis】製です。【Ceavis】の良いところは電源ボタンが露出していて押しやすい点でしょうか。新しいMaxkuのカバーは電源ボタン部分もシリコン素材で覆われているため、押し加減が固く少し慣れが必要です。
新しい耐衝撃ソフトケースは、経年劣化したカバーに比べて手触りもツルツルしっとりしていて気分が良いです♪このタイプのソフトシリコンカバーは見た目の高級感が足りないのが弱点ですけれど、それでもやっぱり新しい物は透明度が高く、枠や切り欠きの部分が光を反射して、古びたものと比べると驚くほど清潔且つ高級に見えます。
今回購入したクリアソフトケースを嵌めてみて少し気になったのは、厚みがあるためにやや重い点です。画像でもスピーカーやカメラレンズ周りなどを見ると、シリコンの厚みがお判りいただけると思いますが、新型iPad mini用のカバーが実測で60g。黄色く変色した古いカバーは50g。メーカーの違いでしょうが、今度のソフトケースは前回購入したiPad mini4のカバーよりも明らかに背面シリコンの厚みが増していました。
僅か10グラムの差ですけれども、持ってみると実際かなり重くなったように感じますし、後述のガラスパネルとの合わせ技で実測386gとなり、これが結構腕に来ます。iPad mini本来の素材のサラサラとした手触りや薄さ、そして軽さをまともに感じられなくなってしまうのが、この種のカバーを装着することの最大の弱点でしょう。ただ、使用に伴う小キズや落下破損リスクを考えてしまうと、どうしてもソフトシリコンカバーが必須ではあるのですよね。。。シリコン素材はさらさらしていませんので手から滑り落ちにくいですし、落しても周囲や背面にこれだけ厚みのあるシリコンが衝撃吸収を担ってくれますので、衝撃で破損する確率はそれなりに減らせると思います。また、iPad miniやiPadは平置きで使うことも多いですが、本体背面がテーブルや床面に触れる事が一切なくなりますので、徐々にiPad本体の裏面が傷だらけになることも全く無くなります。
オーディオ系レビュアーとして一つだけ弱点を書かせて貰うと、スピーカー回りを囲むソフトカバーのシリコン素材音がどうしても乗るため、折角良くなった新型iPad miniのクリアな音質と抜けの良さが損なわれ、少しばかり音が篭もる点でしょうか。。。Maxkuのカバーはわざわざ20個のスピーカー穴に合わせて正確に切り抜き加工が施されている点が、音質面では逆に弱点になっているかも。
次回のエントリはブルーライトカット機能付き液晶保護用強化ガラスフィルムについてです。今回、ガラスフィルムを貼ったiPad miniにこのシリコン素材のソフトクリアケースを被せると、ガラスフィルムの四隅が圧迫され、押し上げられて浮いてしまう問題が発生しました。次回はその解決方法についても書いてみます。
【第5世代iPad mini(無印)が届いたのでiPad mini4との違いをレビュー】
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