【KASPERSKYとESETって、どちらがお薦め? 】
ESET編 | KASPERSKY編 |ESET更新失敗?|ESET vs Microsoft Defender
ESET インターネット セキュリティ 通算4回目の更新をしました
このBlogでは忘れた頃にセキュリティソフトの紹介記事を書いていたりしますけれども、自宅のブログ製作用PCでは、何だかんだとESETを3年毎に(5台3年版)途切れること無くずっと使い続けています。ところが近年、Windows10以降(Windows11含む)、WindowsOSに標準搭載されているWindows Defender(Microsoft Defender)が既に有料ソフト並に高性能なため、もはや市販のセキュリティソフトは不要、騙されるな!まだセキュリティソフトで消耗してるの?みたいな話を巷でちょくちょく見かけるようにようになりました。けれどこれ、実際のところの信憑性はどうなんでしょう?
セキュリティソフトの第三者評価機関は信頼できるのか?
この手の話の元ネタを辿ると、
オーストリアのAV-Comparatives、ドイツのAV-TESTなどの第三者評価機関に拠ると、Microsoft Defenderと他の有料ウイルス対策ソフトとの間で、マルウェア検出率のスコアにあまり優位差が無かった。
これが殆ど全ての根拠になっています。この話を真に受けてしまい、へ~OS標準のWindows Defenderでじゅうぶん性能良いじゃん!今時アンチウイルスソフトに課金する奴とか情弱~(´,_ゝ`)。とか思ってしまうのがそこらの賢いお兄様方。だがしかし・・・いやまてよ?この2つの機関による評価テストの内容をよくよく比較すると、Windows Defenderも他のセキュリティソフトの評価も互いの結果が大きく異なる上に、毎期のテストで順位がコロコロ入れ替わるため、そもそもあまり当てにならないのでは…と読み取るのが冷静な判断ではないでしょうか?
・・・こちらで書かれている実情は目からウロコかも知れません。
AV-Comparatives, AV-TESTによる検査は、「良い成績」であることを証明してもらうマーケティング指標でしかありません。毎回 500万円程の参加費を支払っています。
https://pcmatic.jp/faq/app/16/
マルウェアの初犯率は99.99%であり、再犯率はたったの0.01%しかありません。しかし、AV-Comparatives, AV-TESTは、この再犯プログラムの0.01%を利用してウイルス検知率を定期試験で測定
第三者による評価機関とは云っても、実体はソフトウェアメーカーと持ちつ持たれつの関係にある営利企業。例えるなら、なぜか大半が日本企業ばかり受賞するベルギーのモンドセレクションや、オーディオ雑誌による毎年恒例なんとか名機賞みたいなものを連想してしまいます。テスト方法についても実体に即しているとは言い難い部分があり、特に現実社会に於けるマルウェアの殆どが、既知の脅威では無く、未知の脅威である事実は見逃せません。
Windows Defender (Microsoft Defender) の評価は微妙…
AV-Comparatives, AV-TESTでの評価を受け入れるにしても、定期的な比較テストでWindows Defenderが常に高評価され続けているわけではありません。
個人的にはそもそもセキュリティホールと度重なる対策アップデートとそれでも減らない不具合で、Microsoft Defenderに限らずWindowsOSがOSパッケージとして24時間365日正常に動いているとはとても思えません。そして攻撃側からすれば、面倒な個別のウイルス対策ソフトより、常にMicrosoft、Windows Defenderをメインターゲットにし続けるであろうことは明白。そしてこの話の元ネタになるYouTube動画等々を色々見る限り、管理人が知っている範囲でもちょくちょくおかしな話が混ざる時点で、ならば、ここは敢えて逆張りするのが妥当だろうと考えてしまうのです…。
ESETの評価はどうなの?
ESETやKASPERSKYの評価も上がったり下がったりコロコロ変わります。
これはあくまでサンプル一人の話に過ぎませんが、長年ESETを使い続けている身としては、実際に、既知の脅威に該当しない未知の脅威の場合でも、状況から先回りしてブロックする能力に長けたESETの警告によって救われた経験が何度かあります。特に近年は怪しげなフィッシングサイトをGoogleが検索からまともに排除することが出来ず(と云うか、真面目に排除する気が無い…)、適当に調べ物をしていると、うっかり詐欺サイトやフィッシングサイト等々を検索画面から踏んでしまうケースがしばしば起こります。※注意を払っているにもかかわらずです。AmazonやApple、金融機関等々を騙るスパムメール詐欺も、一向に減らないどころか年々増える一方。そういった幅広い脅威に対して、既知のウイルス・マルウェアからの保護以外にも幅広くインターネット上のセキュリティ面をカバーしてくれるのが、ESETやKASPERSKY等々の総合型セキュリティソフトです。そこに敢えて課金すべきかどうかは?あくまで個人の価値判断に拠りますけれども、安心料的な意味も含め、個人的には現状では未だ有料課金を継続すべきと判断しています。
ESETを更新…ではなく敢えて新規インストールで費用を抑える
既存のESETユーザーでCanon ITソリューションズ(ESETの正規代理店)から定期的にメールを受け取る正規ユーザーであれば、更新時期が近くなると、早期割引キャンペーンなどの割引を含め、ライセンス更新版の優待メールが頻繁に届きます。ただ、今回はライセンス更新手続きのお値段を見てびっくり。早期割引でもなかなかにお高いのですが……( ³△³ ).。o
これまで4回、ESETに幾ら支払ったのか調べてみたところ、やはり毎回更新費用が上がっています。海外(スロバキア)のソフトウェアですし、インフレと円安を考えれば妥当な線ではありますけれど、10年以上前は3年5台版が3000円台だったのが、4000円~、5000円~となり、今回は8000円(早期割引)!?。う~ん…お高い・・・(≧◇≦)…てか、有効期限の延長(次年度更新)って何ぞや?もしかしてこの値段で1年延長だけなのだろうか???…と心配になりましたが、公式ストアの説明を見た感じ5台3年版 1年6820円 3年8910円 ※2023年10月時点とあるので、3年の話だとは思うけど、これ明らかに説明不足ですよね。
等と書きつつ、実はこうなることを予測して、実は夏の某プライムセール時に今年の底値で5台3年版を事前調達していました…(๑´ڡ`๑)。※通年では意外にもYahoo!ショッピングや楽天市場のCanon ITソリューションズ公式ストアがお安くなっています。
少しでも購入コストを抑えるために今回も実は「前回、前々回と同じく」素直に更新「有効期限の延長」をせず、一旦既存のESETアンインストールした上で、30日の無料体験版を再インストールし、あらためて一から新規登録をする形にしました。※この方法と購入タイミングにより数千円安く継続することが出来ますが、設定等は引き継がれませんので個別に再設定する必要があります。よって忙しくて設定が面倒な場合は素直に更新されるほうがお薦め。
再登録の際に使ったメールアドレスや個人情報等々は前回と全く同じですが、確認したところ特に問題なくESET HOME及びCLUB ESET両サイトの管理画面に追加されていました。ESETはなぜか管理ホームページが2つあるので混乱するのですが、ESET HOMEはスロバキア本国の管理画面(日本語対応)。CLUB ESETは日本の正規代理店Canon ITソリューションズ側の管理画面になります。
ESETの製品認証キー(アクティベーションキー)と購入コードは違います!
今回購入したタイプは内側に購入コードが記載されているカードタイプ。オンラインコード版でも別に構わないのですが、タイムセールでたまたまこちらの方が安かったのかな?(うろ覚え)。ちなみにこの購入コード、あくまで最初に製品の新規ユーザー登録をするためのコードで、製品認証キー(アクティベーションキー)とは異なります。良くある間違いで、カードやメール記載の「購入コード」をそのままESETに入力したところ、アクティベーションに失敗しましたとなってしまい焦るケース。
購入コード:Sで始まる4分割 16桁の英数字 「S×××-××××-××××-××××」
製品認証キー(アクティベーションキー) 5分割 20桁の英数字 「××××-××××-××××-××××-××××」
なんか自分は更新の度に「購入コード」でそのままアクティベーションしようとしてしまい、アクティベーションに失敗しましたとなって焦ります…( ³△³ ).。o 。新規購入の際は先ずESET 個人向け製品ユーザー登録で購入コードを登録し、そこで発行された製品認証キー(アクティベーションキー)をESETに入力して認証します。要するに2段階認証になっています。
無事アクティベーションに成功。これで2026年10月までESETを使い続ける事が出来ようになりました。
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