シトロエンC4 ユーザー車検備忘録2018 神奈川運輸支局編

【シトロエンC4 ユーザー車検備忘録】
DIY整備|神奈川運輸支局

o-greenシトロエンC4 ユーザー車検備忘録2018 DIY事前整備編

↑こんな感じで事前の整備を済ませつつ、いざ車検に出発!予約はこちらから出来ます。管理人はいつも午後に持ち込むので、当日の午前中までは混んでなければ予約可能。ちなみに2018年の今回が、神奈川運輸支局への持ち込み通算4回目。お隣の軽自動車検査協会神奈川事務所を入れると何度目になるでしょうか?

神奈川運輸支局入口
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ユーザー車検で事前に用意しておくもの

当日必要なのは車検証と自賠責保険証と印鑑、ネット予約番号の控えと、出来れば記入済の24ヶ月点検整備記録簿。加えてうちのC4で必要なのはホイールボルトが剥き出しになるように、アルミホイールのホイールキャップを事前に外しておくことくらい。やり取りする用紙が多いのでクリアファイルフォルダもあると便利。自動車税はYahoo!公金支払いでネット納税している為、当日の自動車税の支払い証明書の提示は不要になっています。

CITROЁN C3 アルミホイールキャップ

神奈川運輸支局でのユーザー車検の手順については他に詳しく書いてあるサイトが色々あるので簡単にしますが、入場後、適当に空いている駐車場に車を止め、入口右側の3番建物の右側で自賠責保険の更新手続き。自賠責保険のおばさん・・・前回の人はとても親切でしたが、今回の人は態度が悪くて最低でした・・・顔覚えた(怒)。その次に左側の事務所で「継続審査申請書」「重量税納付書(ピンク)」「自動車検査票(継続)」の用紙3枚を貰って収入印紙を購入。2番建物に移動して書き方サンプルを参照しながら必要事項を書き込み、収入印紙を貼って書類を預けます。3枚の用紙が前回までは有料20円でしたが、今回はまとめて棚に置いてあり無料になっていました。この用紙だけを予め貰っておいて書き込んでから持っていくのもありですね。

シトロエンC4 1.6(B5NFU)の法定費用は24ヶ月自賠責保険25830円 重量税24600円 検査料の印紙代1800円 =合計52330円。後で光軸調整の2500円も加算。次回以降は13年目になるので重量税9600円上がるのか~(≧◇≦)自動車税も13年目(こちらは4/1が基準日なので実質14年目)から年5900円上がりますし、例によって日本独特の高額税金搾取システムに暗澹たる気分デスにゃ。

ベルトコンベアー式の車検場を画像で解説

厳密にはユーザー車検初心者ではないのですが、自分は要領が悪く2年ごとに一回のユーザー車検では未だにコツが掴めない事もあり、いつも一番右側の7番コースに並びます。7番は初心者向き検査ラインで最も混雑しますが、測定器がデジタルで最新式なのと、コースに入る前の検査員にお願いすれば、戸惑ったときのために補助の係員を付けて貰えます。2年前の車検ではエンジンかけたままの並び待ちの時間が30分、その間のメーター表示車外温度も37度で暑くて遅くてゲンナリでしたが、何と今回は更に待ち時間が55分。ここ数日続く観測史上最高の異常な猛暑もあって車外気温は47℃にまで達しました(≧◇≦)。エアコンのガスチャージを事前に済ませてなければ暑さで途中で断念してたと思う・・・。

7番検査コース

待ち時間が長く熱中症気味で頭が回らなかったこともあり、また検査ラインの係員のおっちゃんの説明もそんざいで、色々ポカをして怒られました。停止位置が守れず前に進みすぎたり、排気ガスを測る前に測定機械に書類を挿してしまったり、毎度のことですけどね・・・えへへ(苦笑)。ちなみにベルトコンベアー式での測定になりますが、途中の排ガス測定だけは車から下り、排気ガス測定用のセンサー棒をマフラーのテールパイプに差し込んで自分で測定します。CITROЁNC4は珍しくマフラーのテールパイプがぱっと見で外から全く見えない構造なのですが、実は左下に普通にあります。

車検の順番

1.各種ライト、灯火類の点灯確認。 ウォッシャー液動作確認、室内とボンネット内の目視確認
※レーン前の待ち列で行います

【車検場のレーン内】

2.サイドスリップ検査 フロントタイヤの直進性 ※アライメント許容誤差はありますが、直進しない車は×
3.ブレーキ検査 ※ブレーキーを思いっ切り踏みこむ&サイドブレーキを引く
4.スピードメーター検査 40kmでパッシング。上下±10kmなので適当でOK
5.ヘッドライト光軸検査 ※そこそこシビア
6.排ガス測定 CO HC濃度測定 記録 ※普通は通ります
7.下回り検査 ※足回りをカンコン叩かれて、ぐらぐら揺らされます(怖い)
8.書類の提出と受け取り

ヘッドライト光軸検査で落ちました

問題は光軸。右側は通るかと思ったのですが、ローで×ハイでなんとか○。左はローもハイも×。今回初めて光軸だけ刎ねられてしまいました・・・orz

ヘッドライト光軸検査

o-greenPHILIPSの最高級T10 LEDウェッジ ポジションランプ X-treme Ultinonを輸入車に取り付けてみました

詳しくは↑の記事に書いていますが、管理人は手が届かないフォグランプを除くライト周りは全て自前で交換をしていて、たまに切れるヘッドライトのハロゲンバルブについては、お気に入りのPHILIPS CrystalVisionのH7/H1を使って定期的にDIY交換してきました。

予備車検場で光軸調整して貰いました

目視での光軸調整はするものの、DIYである以上厳密な意味での光軸調整が出来ない事もあり、光軸で刎ねられる可能性はある程度予想していました。ですので、そのまま神奈川陸運支局を出て向かいの道路の右手奥にある民間の予備検査場「ヨビケン」さんに直行します。道が込み入っていて細いのが難点。ヨビケンさんでは車に乗ったまま検査レーンに入り、光軸調整のみと伝えて運転席から2500円を現金でお支払い。上下左右のズレがミリ単位で表示される高精度な測定器を使い、ものの3~4分で光軸をキッチリ合わせてくれました。

ヨビケン

左側のカットラインがどうしても綺麗に出ないとの事で、ロービームで落ちた場合用に、ハイビームの測定時にローを隠す為のレンズの目張り用紙を貰いました。手際の良い作業を見ていて思ったのは、調整方法は私も知っていてやってる事は同じでも、この測定器を使わなければとてもではありませんが正確な光軸は出せないな~と(滝汗) 今回光軸調整で予定外の出費が2500円加わりましたが、その後、夜間走行時の配光が改善して格段に視やすくなりましたので、今後はけちらずに予め光軸調整をしておく方が良さそうです♪

ヨビケンハイビーム目隠し用紙

そのまま折り返し車検場に戻りますが、玄人用の1番検査コースが空いていたのでそちらに並び、入口で光軸のみの検査と伝えます。並び待ちの間に〆切の16時を超えてしまいましたが、事前に並んでいた車については〆切時間を超えても検査が受けられるようでした。ここでは検査ライン前のエンジンルーム内の車体番号を再び確認され、また、光軸測定の前に何故か既に合格しているブレーキテストを再度させられました。機材が古めかしく表示が7番コースほど親切ではありませんので、ブレーキを踏むタイミングが掴めずまた注意されましたm(__)m。あと、同じ列に並んでいる受験者のオッちゃん達が土建風のゴツい方が多くてほんのり怖かったです…。

ヘッドライト光軸再検査

光軸テストを受ける前に係員にはヨビケンさんでカットラインが出ないのでハイビームではカバーするように言われたと伝えたのですが、ロービームのみで両方ともあっさり合格。最後にコース出口で検査票を預け、車を駐車場に戻してから合格の検査票を受け取り、2番建物に再度提出して、2年有効の新しい車検証と、フロントガラスに貼る小さな車検合格シールを受け取って終了です。ちなみにこのページの写真はBESTEKのドライブレコーダーBTCDS1で撮影したもの。画質は良いのですが電波時計を積んでいないのが弱点で、キャプチャの表記時間は実時間より20分くらい進んでます。

ユーザー車検~まとめ~

今回はこんな感じユーザー車検を無事終えました。通常このクラスの車を車検に預けると何だかんだと総額20万コースの整備になってしまいますが、ユーザー車検の場合は50.000円程の法定費用しか掛かりませんし、ネットで部品を購入しつつDIY整備することでかかる費用は、一部をカー用品店で作業した場合でも諸々合計で5万円も掛からないことが多いと思います(今回は3万円弱程度です)。運輸支局での拘束時間も実質2~3時間・・・平日の午前か午後に半日時間が取れる御仁でしたら可能です。基本的な自動車整備の知識を持たない人や、部品の劣化を判断しつつ先回りしてマメに整備する気概を持ち合わせないタイプの人にはお薦めしかねますけれども、車弄りが好きで、且つ経済的に維持費を抑えたい皆さんはぜひ一度トライしてみては如何でしょうか(^^)ゝ

次回のディーラー持ち込み整備は、来年あたりにATF交換の時期が来ますので、その際にはAL4のソレノイドバルブ交換にチャレンジしてみようかな~と。それからドライブシャフトブーツの交換をもしかするとそろそろしたほうが良いのかも。あとはタイヤ・・・今履いているMICHELIN Energy Saverは3年目で走行25000kmで残り溝5mmです。エナジーセーバーの前に25000km程履いていたNANKANG ナンカンAS-1よりはいくらか長持ちっぽいですが、交換後の走行が40000km近くなる次回の車検までは流石に持たないでしょう。

ミシュラン(Michelin)
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タイヤ交換レビュー Michelin Energy Saver ⇒ Goodyear Eagle ls exe

新車装着のMICHELIN Energy3と比べると、エナジーセイバーの方が遥かに静かな反面、長寿命が売りのMICHELINタイヤの割には思ってたより溝の減りが早めかな~と。加えて195/60R16が特にメルセデス純正認証タイプだったこともあって、C3に純正装着されていたエナジーセイバーよりも体感でサイドウォールが固く乗り心地が硬めです。むしろエナジーセイバー良いところは高速安定性とシャープなハンドリング、そして何より雨天走行が楽しくなるウェットグリップの良さにあるのではと感じています。

後日注:Energy Saverのマイナーチェンジによる適応サイズ在庫無し時期とタイヤ交換時のタイミングが重なってしまい、以前の購入価格前後でのタイヤ交換が出来なくなってしまいました。そこで急遽安価で入手できるGoodyear Eagle ls exeに銘柄を変更。米国Goodyearブランドですが、実際には日本生産で住友ゴム(Dunlop)の設計だそう。Goodyearブランドのせいかスタンダートタイヤ並みの低価格でしたが、性能的にはラグジュアリータイヤで、走行フィーリング的にもラグジュアリーらしい余裕感があります。ミシュラン エナジーセイバーに比べるとトレッドが柔らかく、ドライグリップ、ブレーキ共に良好。音も静か。安定感が高く日常走行では明らかに疲れにくいです。ただウェットでの安心感ではやや劣る印象。あと燃費が少し悪くなりました。ミシュランタイヤほど長持ちしてくれるかは微妙ですが、コストパフォーマンスは非常に優れていると感じます。

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