ギタリスト 村治佳織さんが長期休養

村治佳織 オフィシャルホームページ/長期休養のお知らせ (2013/7/24)
ギタリストの村治佳織、舌腫瘍のため長期休養へ

プレスリリースでは良性/悪性について触れられていませんが、まだ判断が難しいところなのか、或いは無期限の長期休養ですので、あんまり芳しくなかったのか…。良性とある程度判っている場合の治療は敢えてプレスリリースする程のことではないと思いますので、状況次第では抗がん剤等でがっつりと治療される方向って事ですよね。。。

村治佳織

はっきりいって病気の話はなるべくしたくありません。特に場合によって生死に関わる病気の話は。。。管理人自身が09年にとある科学の頭頸部腫瘍と診断されつつも、抗がん剤やら放射線治療やらで生死の境をさまよいつつ何とか治療を乗り越えて、しかし未だ健常者には戻れず細い糸を手繰るように生きているから・・・。

でも人間である以上、こういう話は常について回るんです・・・。小澤征爾しかり、スティーブ・ジョブズしかり。だからといって村治佳織さんみたいな同世代の人、しかもまだ彼女が15の頃から私は遠巻きにフォローしてましたし、こういう人が病気になるのは、話を聞いているだけで背筋に寒気が走るし手とかガタガタくるし、自分まで具合が悪くなりそうなので、私は心が弱いから・・・駄目なんですよ。テレビをつけてると、芸能人の誰々が・・・とかそういう話が否応なしに飛び込んでくるじゃないですか。あれがイヤ。聞きたくない。

管理人が村治佳織のCDで一番好きなのは、彼女がまだ16歳くらいの頃、ビクターからリリースされたグリーンスリーブス。ビクターK2独特の丸く濃厚なサウンドで、DECCAとはまるで方向性が違いますがアナログライクで癖になる音色。リッピングしてiPhoneにも入れてます。あとは、デビュー前にレコパルで作った非売品のシングルCDは宝物♪どちらも後々の録音と比べればまだまだ拙い演奏ですが、この年齢の時にしか出せない音色があるのです。

私がいえることは、いつもそうだけど、自分に対しても言い聞かせる事だけど、無理はするな。無理をするな。…これだけ。たぶんそこが色々と分かれ目なんだと思う。そして願わくば、苦難を乗り越えることで、音楽家というものは以前よりもずっと良い演奏が出来るようになると思いますので・・・。

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