Lars&Ivanのスピーカーデザインって素敵ですよね♪

サイドカラムのリンク修正をほぼ2年ぶりにw右上からやり始めたのは良いのですが、数年前からひっそりと紹介してきたLars&Ivan「ラース&イヴァン」のスピーカーってなんぞや!?って所で引っかかってしまいました。いや、知らないで紹介してたの?って話ですが、BOBOの実物は確かどっかのインテリアシッョプで見たことあるのよ~。

lars&ivan_isofa

音は出てませんでしたが思ってたよりデカかった(@_@;) なんとな~く手の平サイズを想像してたら、普通に小型ブックシェルフ的スピーカーサイズでなかなかの存在感。PCオーディオ液晶モニタの裏側に押し込めるのには使えないな~とか思ってみたり。でも同じデザインでもっと小さいスピーカーがあるんです実は。。。

本国のLars&Ivanのサイトを観ると載っているんですが、同一コンセプトのデザインでBOBOの下にはBolero miniとSamba、上位機種にはBoleroがあります。日本に入ってきてないのが残念~みたいな。ちなみにBolero miniだけは後述する「iSofa iPod対応パーソナルオーディオシステム」にセットされているみたい。Bolero miniのサイズでしたらPCデスクでモニターの裏側に設置な~んて事も出来そう。

Lars&Ivanは値段もリーズナブルですし、スピーカーのデザインもバッフル面がアクリル枠で奇麗ですし、まぁるいエンクロージャーのプラスチックキャビネットが斬新。これは定在波対策としても理に敵ってそう。モダンインテリア・デザインとしても中々の存在感ですので、機会があったら使ってみたいな~なんてちょっと思っていたりするのですが、Lars&IvanってピュアオーディオやPCオーディオ界隈では比較的総スルーされてますよね・・・なんでだろう?

気になったのでネット上で買った人がいないか調べてみました・・・・ですがあんまりいないのね。Amazon.co.jpなんかでのレビューは好評だったりしますが・・・本家尼では購入者にディスられてる・・・・(@_@;)。両者レビュー1ですのであんまり参考になりませんけれども。。。それはともかくとして、輸入元が絡んだっぽい公式レビューはいくつかありましたので、そのあたりをピックアップして紹介してみます。

あまりピュアオーディオ界隈のクオリティが基準にはなっていないのかな?というそこはかとない不安があったりもしますが、家電批評総合評価”B+”iPod fan(旧Digital Audio fan)でも「音質はクリアでレスポンスが良く、スピーカー間にビシッと音像が現れる定位の良さに驚かされる。特にツィータのクォリティが高く、滑らかで歪みが極めて少ない。iPod用のチープな一体型システムが少なくない中、それらとは一線を画す本格的な”iPodオーディオ”のひとつ」と書かれています。こう書かれると俄然興味が沸きますよね。更に元々結構お得な価格設定ですし、更に店によっては凄い値引率だったりスルのです・・・。

ラース・アンド・イヴァン

そんな感じでぱすてるん、勢い余ってポチろうかと今朝方逡巡していたのですが、調べていてすっごい気になる事実に遭遇~。なんと、Lars&Ivanは香港のデザイナーズブランドだったのです(@_@;)

Lars & Ivanは15年以上の業界経験を持つデザイナーと技術者の集団により、2000年に活動を開始した香港のデザイナーズブランドです。Lars & Ivanは物事の本質を見つめるために余分な装飾を削ぎ落とし、限りなくシンプルにすることで新しい価値を見いだそうとする “Less is more”を製品の基本哲学とし、斬新なアイディア、美しさと機能性を両立させたデザイン、そしてもちろん性能の全てにこだわった製品を創りだしています。日本では2008年2月に、優秀なデザインと高いオーディオ性能を併せ持ったiPod対応真空管搭載アンプ「PA40Ti」、スピーカーシステム「CUBE-S」「BOBO」の販売を開始し、現在に至ります

あ゛~管理人はてっきりデンマークとかスウェーデン辺りの北欧ブランドだと勝手に思い込んでいました…( ³△³ ).。o。ブランド名的にもデザイン的にも。でもまぁ、中華だからってDisってもいられない今日この頃。安くて良い物も中には確かにありますからね~。でも中華製品って地雷かどうかの判断が案外ネット上で難しいのも事実。特に昨今のPCオーディオ界隈では低価格の中国製DACやデジタルアンプがクチコミで広がり賑わっていたりしますが、実際手に入れてみると○×△◇○×○×(´;ω;`)・・・ry~なんて事があるのですぉ。ぱすてるんがPCオーディオネタに挫折気味だったのもみんな中国が悪い…。なんて。

BOBO PA40TI LARS&IVAN

ま~そんな感じですので積極的に中華製品に飛びつくのは・・・他人にはあんまりお薦めしない今日この頃ですけれども・・・でもこのデザインは素晴らしいですよね。美的センスは何処行った???的なぁ ゃι ぃ中華製オーディオとは一線を画す美しさ。これが見かけ倒しでは無くって、レビューで書かれているような、透明感が高くオーケストラの配置が視覚的に見えるようなピンポイント定位を、このサイズと価格で実現しているとしたら、ぱすてるんは「iSofa iPod対応パーソナルオーディオシステム」をPCオーディオ用に欲しくなってしまいました。iPhone持ってませんけどAUから乗り換えるつもりだったりしますので。。。そして一応、単体デジタルアンプと単体スピーカーのセットですから、品質さえ良ければそれぞれに使い道があるだろうな~なんて。

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コメント一覧 (12件)

  • うぉ~DSP-S1ですか!懐かしい。これ高校生くらいの時に試聴したことありますよ!幅というか普通に戦車級のフルサイズコンポですよね。何処に置くんだ?と言うくらいデカかったです。
    当時はヤマハにもGT-CD1/GT-CD2とトップローディングで、木材の固まりで出来た凄いCDプレーヤーがあってDENONの良いライバル機でした。どちらもフラッグシップだけあって上品な音作りが印象的でした。自分はヤマハ派でしたけれども。
    http://audio-heritage.jp/YAMAHA/player/gt-cd1.html
    今見ても完成された神デザイン・・・。なんでこういうの作るの止めちゃうかなって思います。

  • GT-CD1は自分がバイトしていた時の標準プレイヤーでした。「緻密なデカブツ」って感じでしたね。あとDCD-3500G.あのころはDCD-1650GLが憧れだった。
    ONKYOのC-1Eもなくなっちゃいましたねえ。
    格好よくて好きだったんですが。音も当時のONKYOの音づくりでよかったし。

  • 初めてコメントいたします。
    通りがかりのハードオフでPA40Tiの白が置いてあったのを先ほど衝動買いしました。
    デザインに一目ぼれで音は聴いたことがありません。
    FALのフラットスピーカーを買い足して
    QUAD11Lが繋げなくなってしまい
    スピーカー切替器でもジャンク棚にないかなと
    覗いたのですが、そっくりサブシステム組んでもいいかなと都合よく考え直して。
    メインは
    スピーカー:FALのFATB+ハイルドライバー
    アンプ:Musical Fidelity A1
    CD:Musical Fidelity X-Ray
    サブは
    スピーカー:QUAD 11L
    アンプ:Lars&Ivan PA40Ti
    CD:Musical Fidelity CD-1
    とする予定ですが
    メインのシステムでも聴いてみて
    感想お送りしますね。
    ブツの魅力としては、質感も高くて
    そこそこの音が出そうな予感がするんですけど。
    会社に持ち帰れないので
    土曜日に到着で送ってもらいました。
    Webで調べたら、新品買ったほうが安かったけど、衝動買いだからしょうがないです。

  • 薪運搬車さん初めまして♪
    カングーのブログ拝見しました。こちらはシトロエンC4乗りです。ミュージカルフィデリティ製品沢山お使いなんですね。羨ましい・・・。私は昔A1 juniorを手放して以降残念ながら縁がありません。新しいV-DAC2がイギリスで発売されましたので、サブシステム用に導入しようかな~なんて考えていたところです。
    Lars&Ivanについては、こんなエントリを書いておきながらまだ音を聞いたことが無いのです。どんな感じか是非レポートしていただけると幸いですd(^_-)

  • Musical Fidelityの話が出たので
    Lars&Ivanのレポより先にコメントいたします。
    Musical Fidelityは、中古で丹念に探すと案外安価な物があるのと、心地の良い芳醇な音色が気に入っています。最初に購入したCD-1はこんな音のCDがあったんだと衝撃でした。
    Lars&Ivanは週末試してみます。

  • 早速メインのシステムのMusical Fidelity A1とつなぎ変えて何枚か聴き慣れたCDを聴いてみました。CDPはMFのCD-1、SPはFALのFLAT B+ハイルドライバーです。
    あくまでA1との比較ですが、一聴バランスが高めにシフトしたように感じます。 ケニーバロンのザ・モーメントから2曲目フラジャイルはA1だとベースが地を這うような相当下の音まで出るのですが、L&Iは、もっと軽い低音です。ピアノトリオのピアノ、ベース、ドラムの各パートの分離はA1より良く定位感は高いように感じますが、反面各楽器が小さくなったように聴こえます。ちょっとピアノの高音部のアタッチ音がキツいです。
    ボーカルは、ノラジョーンズのcome away with meを聴いてみました。1曲目のDon’t  Know Why。曲途中のボーカルの強音がA1では歪っぽく聴こえるのですが、プリが真空管構成のメリットかL&Iは綺麗に再生します。ボーカルで特にA1との違いを感じるのが空気感というのでしょうか?A1では衣擦れの気配まで引き摺っているような 空気感があるのに比べて非常にアッサリした感じです。コレはジャズの小クラブのライブ盤のグラスや人のざわめきみたいな臨場感の濃い薄いのような感じといえばなんとなく伝わるかな。
    ただ、国産のレンジを伸ばして透明感を追求しているのよりは、明らかにレンジが狭い代わりにウォームな音です。A1>Lars&Ivan>国産で濃いですみたいな感じですね。
    SPをQUADの11Lにすると、A1との差はグッと縮まって比べなければ同じウォームな再生音の傾向です。ブックシェルフのSPなら充分な実力ではないでしょうか。 

  • ミュージカルフィデリティ、ハードオフでA1系を時々見かけますよね。発熱が凄いのと古いアンプなので、修理スキルが無い自分にはちょっと遠い存在だったりします。新型のA1は一昨年頃に展示品を6万程度で入手できるチャンスがあったのですが、1週間gdgd悩んでたら、他の方に買われてしまいました…。

  • 投稿時間が思いっ切り被りました(滝汗)
    ↑は一昨日のレスへのコメントです。
    http://item.rakuten.co.jp/hazama/c/0000000182/
    FALってなんだろう?と思ったのですがこれなんですね。Lars&Ivanのインプレありがとうございます。旧Musical Fidelity A1自体が、非常にウォームで音像が濃く大きめ、低めに定位してくるアンプですから、それと比べると他の多くのアンプはスッキリした感じになると思います。
    >レンジが狭い代わりにウォームな音
    これはちょっと意外でした。↑でリンクしている公式レビューや雑誌レビューの類ではクリアな音という言葉が強調されていますので、外観からの印象もあり、今風のスッキリした無色透明な感じの音なのかな~なんて想像してました。

  • 拙いレポートで恐縮です。
    拙いついでにもう少しコメントさせてください。
    まず小生の機器から。
    小生のA1は、前のオーナーが、ダメになったコンデンサーやボリュームを交換するなどサーボーグ化したものを直接お譲りいただきました。放熱用に天板に○穴がいくつも開けられていたりします。
    なので厳密にはオリジナルのA1と音は違うと思います。
    FALはメーカーHPは
    http://www.fal.gr.jp/
    です。
    田中伊佐資さんの「ぼくのオーディオ ジコマン開陳」という本での紹介が大いに買う気をそそる名文で、しかもこの本に紹介されている装置で、どうにか導入できそうなのは背伸びしてもFALくらいかなと思っているときに中古と出くわしてしまいました。
    平面型のスピーカーは、定位感が抜群でアンプによる音の違いに敏感です。
    ショールームでA1で鳴らしていると言ったら
    「あっちちのアンプね」「うちのスピーカーはA級アンプとは相性がいいです」と言われました。
    おなじみのQUAD 11Lは、結構スピーカーのキャラ区たーが立っていて、アンプの差はでにくいように思います。

  • 調子に乗って、Lars&Ivanについて続き
    僕の結論的には、ipod用のドックを探していてあんまりチープなのもなあ。
    それにスピーカーはそこそこ気に入ったものが手元にあるんだけど
    こういう理由で購入されても多分後悔しないのではないかと思います。
    実売4万円以下のアンプの音ではないと思います。
    僕も、そう耳の良いほうではありませんが
    他の情報でクリアな音というのが強調されているのは、ピュアオーディオレベルで
    語れるブツなのか否かがこういう表現になったのかと勝手に解釈しております。
    例えば同じ4~5万円台のシステムコンポやデジタルアンプをアンプ代わりに使うのと比べれば
    情報量は明らかに多いし、付属スピーカーと抱き合わせで音を作っていたりという
    こともないので、立派にピュアオーディオレベル。
    各楽器が団子になって、ただ低い音が鳴っているというのではなく
    きちんと楽器の音は分離して聞こえるし、定位することに対しての表現かもしれません。
    オーディオアンプの国産Dブランド社やMブランド社のデジタル的というか
    透明感とレンジを数値的に競争するような音作りとは傾向は違います。
    バランス的には、ボーカルとかスネアドラムあたりが少し張り出した感じ。
    リアリティを追求した音というよりシズル感のある上手い表現の音というのですかね。
    欧州系の小型スピーカーに似た音作りだと思います。
    長々と書き連ねてしまい申し訳ありません。

  • 遅レスすみませんm(__)m
    &詳細なレビューありがとうございます。
    (↑で触れてますが、長文投稿されるとコメントが飛んでしまうことが多々ありますので、出来ればもう少し小分けで書き込んでいただけるとありがたいです。)
    >立派にピュアオーディオレベル。
    iPod/iPhoneとの連携も含めて、音の良いDockを探している皆さんにも良いかもですね。
    >QUAD 11Lは~中略~アンプの差はでにくいように思います。
    そうですね。B&Wやディナウディオなどのモニタースピーカー系を別にすると、小型の廉価なSPの多くはアンプやスピーカーケーブルの差が出にくいと思います。どうしてもスピーカーのキャラクタで聴かせる感じになるので、これが私が常日頃薦めている小型ブックシェルスピーカーの限界でもあったり。。。
    以前とあるショップで、質の良いスピーカーほどケーブルやアンプの差が出やすいって言われたのを思い出しました。

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