“Vanessa Benelli Mosell”ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルの紹介~♪

本日7月6日(投稿時点では昨日になるのか・・・)はピアノの日らしいです。まぁ良くある日本限定の謎設定ですのでお気になさらず~。あほらしw

バネッサ・ベネリ・モゼール

さて、前回のジュリアーノ・カルミニョーラに続き今回もイタリア人。今度は怖いおっさんでは無くて、ちょ~可愛い?女子高生ピアニスト…( ੭ ・ᴗ・ )੭♡ “Vanessa Benelli Mosell“ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルと読めば良いのかな?来日経験はあるみたいですが、日本の音楽事務所から正式に紹介されてませんのでカタカナ読みは適当です。

実は彼女の事を管理人は全く存じ上げません。。。 いつものようにAmazon.co.jpでクラシックCDを漁っていたら萌え系ジャケット…( ̄▽ ̄;)が目に入ったのと、値段が現地価格以下の激安でしたので試しに聴いてみる事にしました。何故か今までイケメン系を振ってばかりのぱすてるんですが、このブログ的には美少女とか美女を紹介する方が食いつきが良い!(主にアクセス数的に)という事に先日リーズ・ドゥ・ラ・サールのエントリをアップしてみて気付いたの♪ よってこれからは萌え系クラシック紹介とかやってみようかな~?なんてえげつない事を考えています…( ³△³ ).。o。

Brilliant Classics *
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こちらはヴァネッサ・ベネッリ・モーゼル デビューCD。2011年(今年)にオランダのBrilliant Classicsからリリースされたアルバムです。ブリリアントレーベルって聞いただけでイラネ!となりそうですが、まぁそこは落ち着いて…w 録音自体は2008年とありますので、たぶん10代の録音・・・希望的観測を込めて(謎) 年齢を検索しても出てこないし、イタリア語のサイトは読めませんので、公式ページのバイオグラフィから推測することしか出来ないのですが、

3才でイタリアのフィレンツェでピアノを習い始め、7才でイモラ音楽院(イモラ国際ピアノアカデミー)に入学、11才でパスカル・ロジェと競演しニューヨークデビュー。欧米各地でコンサートを開き天才少女ピアニストとして知られるようになります。2006年にイモラ音楽院を卒業後、2007年にモスクワ音楽院に入学。ディプロマを取った後、2010年にロンドンの王立音楽院に奨学金で入学・・・とあります。

あっちの人は入学卒業年齢が飛び級で実年齢とずれる事も多いので確実な事は云えませんが、経歴から推察すると今20代前半になると思われます。

バネッサ・ベネッリ・モゼール公式サイトにある、どう見ても狙ってるとしか思えないバネッサたんの容姿がそこそこ可愛いのはともかくとして、問題はピアニストとしてどの程度の演奏が出来るかです。Amazon.co.jpのレビューを読んでみると演奏は良いが録音が悪いとありましたので、正直なところ1枚を最後まで聴ききれずに挫折するのを覚悟していたり。。。届いたCDですが、ジャケットは可愛いというか、確かにそこら辺歩いてそうな金髪女子高生ですねw オマエがいるのはどんな国だよ!ってそりゃここは学園都市ですからいろんな人がいるんです♪電撃放つビリビリ中学生とか、白井黒子とかいうツインテールの変態百合お嬢様とか、買い物帰りに良く出会いますし…。

BRILLIANT_94209収録曲はプロコフィエフのピアノソナタ第7番Op.82。リスト スペイン狂詩曲。ハイドンのピアノソナタ第53番(Hob.XVI/34)とスクリャービンのピアノソナタ第1番。アルバムがはロシア物中心ですが、モスクワ音楽院在学中に録音されたからでしょうか。

まずは録音。先入観で悪いと思っていたので良いですwなんて。まぁ客観的には良くも悪くも無いって所でしょうか。。。Brilliant Classicsiconと云う前提で考えれば十分。新譜にも関わらず価格も安いですし。ちょっと素人臭いマイク位置といいますか、マイクがピアノに少し近すぎるのか、スピーカー幅が2m以上あるメインシステムで再生すると、中央定位とスピーカーの間にゴースト定位が出てしまい、プロコフィエフなんか2~3台のピアノで弾いているように聞こえます。とは云えスピーカーセッティングの幅が狭い箱庭的サブシステムでは問題ありません。音は直接音が少しモフッとしている反面、ホールの響きはなかなか奇麗に収録されています。メジャーレーベルの作られたワイドレンジな高音質とはまた違った、自主制作盤的なテイストが残るライブ感溢れる録音です。

ピアノのハンマーの音色が微妙なのはモーゼル自身の音色に問題があるのか、収録の問題かは定かではありません。全体としてぬるい温度感の明るい音色、ヨーロピアンテイストを感じる音調で、これはこれで悪くないよね~と個人的には思います。低域は膨らんでしまってますが、中域の響きが奇麗ですので聴いていて不快に感じるような事はありませんでした。イタリアのAUDIO ANALOGUEUNISON RESEARCHの製品で再生したら雰囲気がマッチしそうなトーンです。

そして演奏。う~ん。個人的好き嫌いで云えば好きな演奏。なんというか、気取ったところの無い親しみやすい演奏で、リズミカルでポジティブな推進力のある演奏です。聴いていて明るく前向きな気持ちになります。・・・スクリャービンもプロコフィエフも本来そんな曲じゃ無い筈ですどね(笑) 反面歌い方とか間の取り方が不十分で、まとめ方が若いね~って感じでしょうか。。。技術は十分というか良く指は回ってる・・・やや大雑把ですけど。タッチに女性らしい柔らかさがあるのでギリギリ五月蝿い演奏にはなってないかな。ほんと、誤解を与えつつ敢えて暴言をしてみるならば、そこら辺の(ピアノが異様に上手い)女子高生が元気に弾いてるような演奏です(謎)

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