インフラノイズ(ORTHO SPECTRUM)、音楽専用”USBメモリー”USB-5″を発売 -木材ケースなどで音質を向上

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※音楽録音再生専用USBメモリー USB-5

インフラノイズの開発したUSBコンバーター USB-101はコンピューターから出力されるUSB信号を一般的なデジタル信号、SPDIFやAES/EBUに変換するオーディオ機器です。もちろん単に信号変換するだけではありません、USB信号をオーディオ用デジタル信号に変換する途中に、USB-101内蔵の高精度発信器のクロックに置き換えます。コンピューターからのデジタル信号に混じりこんだ大量のノイズをデジタル信号から光に変換途中、除去してから再びデジタル信号に戻します。二つの操作によりコンピューターからのUSB信号はクリーンで高音質な信号に変化します。この段階でデジタル信号の音質はすでに音源の質を越えておりますが、コンピューターのファイルの場所をさらにUSB個体メモリーに置いた場合は、音源がCDRドライブやハードディスクのような固有メカニカルノイズのあるものではなく、振動のない理想のものとなり、音質は透き通った静寂感のあるものに変化し、情報量はまるでタイムスリップしてマスターテープに戻るかのように増加します。

コンピューターに取り込む音源を市販のCDにして、ハードディスクに読み込んでファイル化して再びUSB-5にファイルを移して再生するなら、再生音は元のCD盤をそのまま再生するより遥かに素晴らしい音質に変化します。CDやハードディスクの回転系の揺れやノイズから開放されたデジタル音楽ファイルの素晴らしさを知る唯一の方法です。残念なことに市販されているUSBメモリーは音質を考慮されて造られたものではありません。軽量な樹脂製のケースの共振が個体メモリー本来の優れた音質に悪影響を与えています。もし回路基板だけを使用するなら樹脂の共振音がなくなり音質は向上します。しかし今度は回路基板固有の共振が目立ち荒い音質となってきます。オーディオの常識的なテクニックを用い、金属やダンプ材で共振を止めても逆に利用した材料の固有音がよけいに加わる結果となります。なぜなら個体メモリーはオーディオアンプその他のオーディオ機器に使われる、真空管やトランジスターなどの増幅素子や電子部品と異なり、音響的に極めて単純な共振を持つ記録媒体であるためです。

インフラノズでは個体メモリーを従来の音響部品とは別なものと考え、通常のオーディオ的アプローチとは異なる手段で音楽再生専用のUSBメモリーを開発しました。ヴァイオリンやギターなどの弦楽器が弦の振動をボディに伝える過程で音質をコントロールし向上させる手法を応用したのです。弦の音を増幅するだけでは最終的に価値ある音は生まれません。振動を伝えていく過程での変化が価値が生み出すのです。ヴァイオリンの名器も量産の安価な楽器も構造は同じです。見た目には大きな差がなくてもその価値は大きく違います。その違いの秘密は木材、年月によるエージング、塗装されているニスなどによるとされています。USB-5はダンプや質量付加のオーディオ的手法で共振を抑制したのではないのでUSBメモリーを単に木製のケースに交換しただけではありません。個体メモリーのチップから始まる音楽信号を大切にしてどのように整えて価値ある音にしていくかという、感覚的かつ精緻な物理的方法を駆使しました。ケースはムクのチーク材と米松でできていますが、形状と大きさはもちろん音質上の理由で決まっています。また仕上げは整音のため艶出し研磨が出来ず、また塗装、ワックス仕上げも問題があるため施していません。メモリー本体にコンピューターの冷却ファンなどの振動を伝えないためにケーブルが付属しています。音質を変化させるためのケーブルではありませんが、100%のウールを編んだ外被を採用するなどUSBケーブルによる音質劣化を最小にとどめるよう努力しました。

USB-5はUSBコンバーター USB-101と組み合わせて初めて100%の性能を発揮します。しかしUSB-5単体での性能としても大きなものがあるのも事実です。USB-101を使用せず、USB端子のあるオーディオ機器やコンピューターに接続しても大きな音質改善が起こります。極端な例ではありますが、ごく普通のノートパソコンやデスクトップパソコンのUSB端子に接続して、パソコン付属のスピーカーからの再生音をお聴きください。とても驚かれることでしょう。しかしその変化はUSB-101との組み合わせで得られる音楽的な音質向上とは異なり、どちらかというとオーディオ的な音質の向上にすぎません。USB-101なしでのUSB-5の使用は弊社としてはとても残念なことで、お勧めはできません。(メーカー報道資料からの転載)

なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!(^^;

usb-5この手の製品はいずれ出るとは思っていましたが、また値段にしても形状にしても素材にしても斜め上を行く商品企画ですわ。。。これは、幾ら何でも…デムパとオカルトを地で行くピュアオーディオ即ち楽器論者wの箱庭管理人でもグッと来ます♪のなかなか危なすぎる商品企画ではないかと~(@_@;) インフラノイズ、公式WEBサイトさえ無いメーカーだけあって凄すぎ。

いやまぁ、オーディオって何をやっても音が変わりますし、組み合わせ推奨のインフラノイズ USB-101の筐体に何かを突き刺せたり乗せたりすれば、インシュレーターと同様に震動モードが変化して微妙に音色が変わる可能性があるのは判ります。あくまで微妙ですけれれども…。ついでにそんな楽器的な解釈をするのでしたら、USB-101のプラスチック筐体を先にどうにかしてよ!って思いますけれどもw

注意点として、このUSBメモリはあくまでインフラノイズのD/DコンバーターUSB-101専用らしいということ。PCに突き刺して音質がどうこうって事ではない?筈…。USB-101ってUSBメモリに入れたデータでも動作するって事なんですよね???デジタルオーディオプレーヤーじゃあるまいし、どう選曲したらいいのかとか良くわかりませんが…。と思いつつ↑最後まで読んだらPCに挿しても音が変わるとおっしゃるのか、うぐぅ。

TRENDSAUDIO_UD10.1
USB-101はネットの一部でもの凄く音がイイ感じに変わると評判です。要はUSBで取り込んだPCのノイズまみれの音楽デジタルデータを一端リクロックして時間軸をしばき直して再出力しようって装置。海外にはこの手の製品が結構ありまして、私もTrends Audio UD-10.1(そのうち記事を書くからいぢめないでw)なんてのを使ってますが、効果はなかなか微妙だったり。。。


今だったらドイツLINDEMANN(リンデマン)のUSB-DDC買うかなぅあ。。。なんたってドイツだからね♪

私はUSBメモリで音質が変わるかどうか?については正直判りません。もちろん論理的に変わらないというのは知ってますが、変わらないはずの音が変わって聞こえる(…たぶん別の要素を見落としている) 経験は色々ありますので、試していないことを体験無しに否定する気は更々無いです。。。データで変わらない云々言い出したらCDトランスポートの違いでころころ音が変わってしまうのも説明できないですし。ただねぇ、USBメモリはリアルタイム読み出しとはちょっと違うしなぁ。。。盛大に電源揺らすわけでもなし、、、(^^;

ぶっちゃけ手持ちのUSBメモリで実験すればいいのですが持ってないのよ一本も!製品によって書き込みと読み出し速度が大きく違うとか、発熱が違うとか、シリコンフラッシュメモリの書き換えは能力は意外とヘタレで、ある程度繰り返していくとじわじわ不良セクタが増えるから、実はあんまり信用できないとか…音楽データじゃどうせ多少ビットが壊れてたって適当に訂正しちまえば気付かないよとか、でも書き換えまくりのSSD開発は結構大変とか、なのにメーカー永久保証とか、その辺りのぁ ゃι ぃ話は風の便りで聞こえてくるんですけど…単純に箱の素材で音が変わるんだよね?って話はむぅ、なかなかチャレンジャーな感じがしましてよ(^^;

それにしても、ピュアオーディオ用途を謳っていて希望小売価格は1万9千950円って○ったくり以下自粛なんですから、4GBは無いと思うんですよね。CD1枚500MB平均としても8枚しか入りません。わざわざオーディオ界隈の人々が買う物ですから、基本は非圧縮のWAV音源しか考えられませんし、値段が仮に諭吉さん3枚でも32GBとか64GBにして欲しいところ…(それでも3年後にはゴミ容量だけど)。。。一体なんでたったの4GBなんでしょう?(どうせ色々テストした結果このチップの音質が良かったんだとかそういう回答は予想が付くけれど…) これが32GBとかでしたら、仮に諭吉さん1.5枚(値引き込み)でも、まぁ容量多いから外側のデザイン料込みで別にいっか♪って思う人が増えると思うんですけれども…w まぁあれだ、私も純金や純銀で作ったUSBメモリとかだったら欲しいよ。…中身の容量アップグレード保証付きとかでね♪ ゴールドムンドあたりで出してくれないかねな?\(^o^;)/

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コメント一覧 (9件)

  • 記事書いている間の訪問者数観て予想はしてたけど、あっさりアクセス数最低を更新しましたわ…
    エントリを書けば書くほど人が来なくなる、これ如何にorz

  • このごろ寝付きが悪くて、つい覗いてしまいました。またかよ、っていわれそうですが。アクセス数は、致し方ないですよ。記事が記事だけに・・。しかし、こういう商品誰が購入するんでしょうね?いくら音については、金に糸目をつけないオーディオ・高音質オタクの方々もヒイてしまうってものです。どこかの、オーディオ専門誌、多分可能性ありはオーディオアクセサリー誌?がテストしてくれるのを待ちましょうか・・。そういえば、パステルピアノさん、部屋の音響チューニングって考えてますか?吸音材、反射材、拡散材。この世界も楽しそうですよ。江川工房の浮雲なんて素敵です。ニュージーランド産ウールに諭吉さん一枚です。効果はあるようです。原価3000円くらいですから、作れそうな・・。おやすみなさい。

  • いや、どうせやるんだったら
    「航空機グレードの超超ジュラルミン削り出しの肉厚で重量感溢れる強靭なボディ、そして特殊シールド材でEMIの影響をカット。
    USBプラグ部も重量級削り出し材を肉厚ボディにリジッドで固定し強度確保。
    余分な共振を排除しプラグ自体も厚膜ロジウムメッキを施しました。
    そのうえ基盤も6層基盤で徹底したノイズ対策を実施!!」
    とかだったら4~8GBで2万5千円位だったら
    十分購入対象でしょう(汗

  • >記事が記事だけに・・。
    なんとまぁそれを言ったら身も蓋も…(滝汗)w ホントの所を言えば、常連さんリピートアクセス数は増えてるんです。突然増えたり減ったりするのは検索エンジン経由。どちらのブログでもそうでしょうが、常連さんの5~10倍くらいが検索経由なんです。なので、今回みたいに急に人が来なくなる=検索エンジンに何らかの評価ダウンを喰らったって事になります。
    >部屋の音響チューニング
    リビングは昔グランドピアノが置いてありましたので、その絡みでオーディオシステムの後ろの壁内部が一面吸音材です。音がデッドになりすぎてて音響的には良いこと無いです。サブシステムのある部屋は鉄筋コンクリートフローリングで良い音です。私、音ってのは適度なバランスで適度に響かせることが大事だと思っています。ヨーロッパ人が日本人より音に敏感なのも、彼らの住空間が音の響く世界だからって点も大きい気がします。
    も一つオーディオ的なアプローチとしては神木(シュンモック)のマッピンゴ”M`Pingo”というアフリカ黒檀を削りだした反響材を使っています。数が少ないので効果は僅かですが、ライブな部屋で沢山使うと部屋の響きがガラッと変わります。神木はアメリカのオーディオアクセサリー/スピーカーメーカーなのですが、もうピュアオーディオよりコンサートホールの改装とかそっちにシフトして居るみたい。。。

  • >hiro-boさん
    アコリバですか。。そこまでやるならUSBメモリの前にUSB-101やDAC-1の筐体を航空グレードの削りだし合金にした方が、ノイズ遮断効果もありますし震動面でも聴感上判り易いと思います。
    それと、↑で書いた疑問はあくまで理屈であって実際に聴いて違うという事であれば、まぁそれもしょうがないと思います。メーカーや雑誌の能書きはともかく、実際に購入された個人サイトさんでいくつも肯定的な音質レポが出るようでしたら、聴かずに否定される人よりも、人柱実験している方の意見を尊重したいです。
    テストだけでしたらUSB-5を使わなくても、一般的に出回っているUSBメモリでプラスチックや金属ボディのものがありますし、それを比較して違いが感じられるようならオカルト管理人としては認める方向で……。

  • シュンモック知りませんでした。上には上がいるというか、効果も高いようですね。レゾナンスチップや、ローゼンクランツの一連のカイザー理論の商品などアクセサリーの世界は奥が深いです。現在、ファイルウェブで一部盛り上がっているGe3の製品も興味をそそがれますが、一歩引いてしまうところもあり・・。まるでコンサートホールのような響きを自分の部屋で再現して・・。SPの性能と部屋の音響の相乗効果で。オーディオファイルの方々はそれを目指しているのでしょうね。ちなみに、生の音を良い響きのするホールで聴くのは耳の訓練?になりますね。パステルピアノさんは実際ピアノを弾かれるからいい耳持ってるんでしょうね?
    あっそうです。パステルピアノさんのブログに出てた古楽器によるモーツァルトのソナタのSACD購入しましたよ。初めてのモーツアルトのCD。確かに、古楽器とは思えない響き、演奏で驚きました。音質も良いし。音にたゆたうという感じ、陰影もありモーツアルトいいかも、と思わされました。(ジャケット厚いから2枚組と勘違いしそうになりました。)では、またまた…。

  • >シュンモック知りませんでした…効果も高いようですね。
    他のルームチューニンググッズの多くが吸音を目的として作られているのに対し、神木のマッピンゴは音をより反響させる事を目的にしています。その意味では正反対のアプローチになりますね。私は響きがたゆたうという情景が好きで、より良いホールトーンはクラシック音楽には欠くべからざるものです。響きを計算に入れて初めて完成する楽曲も多い。ですのでコンサートホールでもデッドな所は嫌い…ピアノの音が萎んでしまい隅々まで届きませんし、それ以前に音色が汚くなりますし。
    >生の音を良い響きのするホールで聴くのは耳の訓練?になりますね。
    これは貴重な経験値の積み重ねになると思います。私にとっての再生基軸もやっぱり色々なコンサートホールでの経験ですから。
    >実際ピアノを弾かれるからいい耳持ってるんでしょうね?
    私がどうかはともかくとして、一般的にはピアノ弾き=良い耳ってのは残念ながら余り関係ないのかなと思います。そうですね、楽器に拘わらず才能がある人は良い耳をしていることが多いと思います。

  • 4GBという値、どこかで気になっていたと思ったら
    http://ja.wikipedia.org/wiki/File_Allocation_Table
    FAT16のNT系OSから扱える最大限の量なんですね。
    同じ曲を入れて比べてみるとFATのほうがNTFSよりよく聞こえるとの都市伝説があり(システムへの負荷が軽いから、とか)、その絡みかもしれませんがまあどっちにせよ使いづらいですね。
    ソニーさんはやく64GBくらい積んだネットワークウォークマン出してAppleをギャフンと言わせてくださいおながいします。

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