久しぶりにオーディオ機器のメンテナンスのお話。オーディオ機器の上にうっすらと降り積もるホコリってかなり悩ましいですよね。天板に加えて、オーディオラック内の機器両サイドや後方に綿ぼこりが沢山ってのは、一般家庭ではかなりありがちだと思いますし、実際管理人宅でも同じです。家族にさわるな~!とか云っている手前掃除もして貰えなくて、余計にホコリが溜まりっぱなしだったり。。。(^_^;)
埃が更に埃を呼ぶという悪循環、そしてこの埃がオーディオ機器の音質に悪影響を与える事を、オーディオマニアの皆さんは経験則として皆さん感じていられると思います。静電気の影響か、音の反響を埃が変に吸音するためか、或いは積もった埃が筐体のダンピングの役割をするのか理屈は定かではありませんが、響きがこもって奇麗でなくなるイメージです。
管理人はスウェーデンElectroluxの掃除機を3台使い分ける掃除機マニアだったりしますので、これまでにもエレクトロラックスのコンパクトな充電式クリーナーや、アタッチメントを工夫する等々、自分で実践しているいくつかのアイデアをこのBLOGでも紹介してきましたが、ここ最近はまっているのが、アレルケア ウェーブ ハンディワイパーやクイックルワイパー ハンディなど、安価で効果の高い使い捨てタイプのハンディワイパーです。
使い捨てハンディワイパーの実用性はどうか?
この種の使い捨てハンディワイパーは、2007年くらいからスーパーや薬局、DIYショップの店頭に並び始めた新商品。これらの使い捨てワイパーを手元に置くようになってからというもの、オーディオ機器とオーディオラック周辺のみならず、スピーカーのキャビネットとデリケートなウーハー部分、プラズマテレビや液晶テレビの画面や、パソコンのディスプレイモニターとキーボード、ピアノや自動車のダッシュボードなど、埃が気になる上に傷を付けられないデリケートな家電製品や家具のお掃除が劇的に楽になりました。繊維部分が新しければ一度捉えたほこりを離すこともあまり無く、今まで重い掃除機のアタッチメントを付けたり外したりで一体何をしていたのかと、あっけにとられるくらいのお手軽さです(@_@;)。。。
例えるとダスキンの訪問定期交換不要で使い捨てタイプみたいな感じです。古くからあるダスキンモップとの違いは、これらの製品の方が使い捨てな上に軽くて一回り小さく、オーディオラックとオーディオ機器の隙間、オーディオボードとインシュレーターの隙間などの狭い部分でも楽々と入ってしまう点です・・・機器に傷を付けない優しさで。そしてお値段がとってもリーズナブル。最初に購入する柄付きのものでも店頭実売価格は200~300円。取り替え用スペアも3枚入り~8枚入りで、同じく200~400円台ですので、あまりコストを気にせずにどんどん掃除がはかどります。
使い捨てハンディワイパーの弱点
弱点を挙げると・・・あくまで原理的に静電気も使ってホコリを集めているタイプですので、掃除機や水拭きとは違い、掃除した後に直ぐまた埃を喚びやすい点でしょうか・・・。あくまでちゃんとした掃除は定期的な掃除機がけ+ウェットシートや各種クリーナーで、日々の埃取りにハンディワイパーといった使い分けが良いと思います。目に付く先からハウスダストが綺麗になるハンディワイパーの手軽さと集塵力はなかなかクセになりますので~゜゜(´▽`。)°゜。
ちなみに最近は100均含め後発で各社から類似品が色々と発売されていますが、やはり一番基本的な性能が良く、また取り替えシートも手に入りやすいのが、花王のクイックルワイパー ハンディと、ユニチャームのウェーブハンディワイパーではないかと思います。←両メーカーサイトリンク共に動画やユーザーレビューが観られます)。 ハンディワイパーの類似製品は色々ありますが、実際に100均で購入してみたり店頭サンプルを触ったところ、性能面で???なものもありましたから、結局、使用感が優れている上に、取り替えシート一枚あたりの実売価格が安く、日本全国どこでも手に入る点も含めて、管理人的には敢えてウェーブハンディワイパーorクイックルワイパーを強くお薦めしたいです。
ウェーブハンディワイパーとクイックルワイパーハンディを比較
ウェーブハンディワイパーとクイックルワイパーハンディを比較した場合、部屋中をガバーッと広範囲に奇麗にする用途でしたらクイックルワイパー”ハンディ”がお薦め。交換リフィルの単価は僅かに高めですが、画像の通りふわふわキャッチャーの体積が大きく、360度使えるため、一階の掃除で取れる埃の量、使いやすさ共に抜群です。特に露出した真空管アンプの球周りや電源ボックスなど、複雑な凹凸の多い部分などは大変使いやすいです。
反面、ユニチャームのウェーブ ハンディワイパーは片面仕様で、フワフワのボリューム感はクイックルワイパーの半分くらい。これ一本では一回に掃除できる範囲が狭くなってしまいお薦めできない?かと思いきや、パソコン周辺機器回りにレコーダーやオーディオ機器の天板とラックの隙間など、クイックルワイパー ハンディではボリュームがあり過ぎて入らない、僅か数mmの隙間にもウェーブ ハンディワイパーはスイスイ入ります。
また、片側仕様&二種類の繊維で一度キャッチした埃を上にまき散らさない工夫がなされていてクイックルワイパーに比べて明らかに埃が飛び散りにくい!私はアトピー持ちですので、この手の製品を使っていると手や顔がチカチカするのですが、ウェーブハンディワイパーはアレルケアのその名の通り配慮されていて、クイックルワイパー”ハンディ”と比べて一度キャッチした埃が飛び散りにくい様に工夫された複合素材のため、アレルギー持ちには扱いやすいのです。(使用中に太陽光の日差しで埃を確認すると良くわかると思います。) ※更に現行品は抗菌EXと記載されています。
加えてアレルケアは繊維に含まれる薬剤がオリーブから抽出されたやさしい天然成分ですので、従来の化学モップが使えないアレルギーの人でもこれなら大丈夫な事が多いと思います。流石、ダニ・花粉までキャッチと謳うだけのことはあります。《2015年注:”アレルケア”と表記の無いウェーブの主成分は流動パラフィンになってます。》ちなみに上記の二製品は完全に乾燥していてダスキンのようなしっとり感もなく、繊維に含浸した薬剤が白木の家具やスピーカー、各種オーディ機器、ビジュアル機器、パソコン等々に悪影響を与えるようなことはまず無いと思われます。ウェーブ ハンディワイパーの方がより色々な隙間へのハンドリングも良く、埃の取りこぼしが少ないですので、私個人は日々のメンテナンスにどちらかというとウェーブの出番が多い感じです。
管理人が購入したセットには更に、限定品の収納スタンドが付いてました。《ホワイトは2015年、ブルーのスタンドは2008年の同梱品》 時々ケースが同梱されたパッケージが出回ることがあるみたいです。新しいスタンドの方がデザイン良くなってる。・・・実はこの収納ケースが割と必需品だったりします。ケース付きでの販売価格も普段のケース無しと大差ありませんので、持ってない人は見つけたら確保推奨。社外品では山崎実業のハンディワイパースタンドが人気みたいですね。
そんな感じで両製品それぞれにメリットがありますので、AV機器に降り積もるほこりが気になっている人、ぷち掃除好きの皆さんは、お安いので両方揃える方が便利じゃないかしら?と煽ってみたり♪
僕は室内各部屋のみならず自動車にも常備していて、ほとんど必需品といってもいいです。ちなみに、パッヶージには汚れて黒くなったら交換とありますが、それ以前に直ぐ綿ぼこりがいっぱい付着しますから、メンテナンス方法は、付着したホコリをマメに掃除機で吸い取る!です。その際、柄の部分ではなくシートの袖を掴んでおかないと、繊維部分があっさり掃除機に吸い込まれ再生不能になりますのでご注意を!←たまにやってしまう…( ³△³ ).。o。汚れて黒くなってきたら前後を入れ替え、最後はタンスや冷蔵庫の床下やドアのサッシなどを一拭きして新品交換。こうすれば結構コスパ良いですよん♪