なんとなくテレビ神奈川のくるつぼナビ2007年総括を観ました。今回は2007年発売されたくるまで印象に残ったベスト3をコメンテーターそれぞれに挙げていました。解説は、モータージャーナリストの岡崎五朗さんと竹岡圭さん、ユーザー代表で司会の小森谷徹さんです。
いつも思うのですが、オーディオ評論に比べると車の評論って結構ストレート。過激で辛口ですよね。それぞれの車の持つプラス評価に加えて、オーディオ評論では口が裂けても書けないような辛らつな批判や欠点についても、試乗レビューやコメンテーターの同士の会話中で自然にさらっと言ってる。更に作る側のみならず、車を使う側の意識にまで踏み込んで、スタンスを批判したり、未来にあるべき姿を提案してる。
趣味性の高い分野でのオーディオ業界と車業界。ハイエンド雑誌の雰囲気(カーグラとステレオサウンド)やメディアの評論家に支えられている所なんか結構雰囲気的に似ていると思ってましたけど、車の場合、評価と批判のバランス面でより突っ込んでいると云いますか、車の趣味の方が当然圧倒的に市場規模が大きく、それだけ評論に対するユーザーの視点も研ぎ澄まされていて、マーケットが成熟してるって事なのかも知れないと、少々感じてしまうのでした。。。
ちなみに昨年、管理人的に印象に残った新型車ベスト3を上げるとすると、
メルセデス・ベンツ Cクラス
・・・この車については評論家3人とも揃って挙げていました
一番下のグレードのC200コンプレッサー・エレガンスが魅力的。サイドのラインが弧を描いていて先代より高級感が増しました。顔も丸目を止め、先祖返りして精悍になって好感触♪ これで450万って案外リーズナブルじゃありませんか?
スバル インプレッサ
現行レガシィをあっさり超えてしまった気がします。動力+剛性+足回り、その他トータルパッケージング面で車としての品質を考えると、水平対向エンジンのNAモデルとか異様に安いと思うのです。新型フィットとか新型デミオの実物はデザイン的に一目でお安い小型車に見えてしまいますが、インプレッサのベースグレードは同じ値段でも立派な普通車に見えます。スバル車のご多分に漏れず写真写りが異様に悪いですが、
実物は意外と大柄で格好良くて存在感がありました。
まぁ外側と違って内装は…ちょっと値段なりですが。ダッシュボードの中央に絞り込まれるデザインが、奇をてらい過ぎていて、生理的に違和感があります。あと、今時の車にしては顔が優しすぎるかも知れません。なんというか、WRCでライバルのシトロエンC4等を意識したのか、同じCセグメントのフランス車に近い実用的パッケージングとソフトなサスが従来のスポーティイメージから遠くなっていて、既存の硬派なインプレッサのファンから大不評みたいですね。
でもWRC世界ラリー選手権でなかなか勝てなかった先代より、基礎能力が高く、もっと活躍しそうな予感がします。これでフランス車や新型フォレスターみたいに、パノラミックグラスルーフの設定があったら欲しいのですけど。。。
VOLVO C30
大人の車として解説陣に絶賛されてました。可愛いボルボというか、写真でみるとリアガラスハッチ開口部が大きく個性的なリアデザインですが、実車は地味にプレーンで威圧感ゼロ。癒し系で意外と一昔前の車みたい。内装はスカンジナビアデザインでとてもクリーン。あらゆる面が実用車なのに、何故かクーペのみでドアが大きいのがネック。普通に5ドアもあればもっと沢山売れるでしょうに。。。ついでに無理でしょうけど全面グラスルーフ希望w
更に何とC30(というか、S40とか他のボルボもそうですけど)、プレミアムサウンド・オーディオシステムに、ピュアオーディオでは皆さんよくご存じのデンマークの名門スピーカーメーカー、DYNAUDIO(ディナウディオ)製の専用スピーカーを積んでいます。ちなみにヘッドユニットはアルパインのデジタルアンプらしいです。このオーディオシステムだけでも購買意欲をそそります。音楽やオーディオ好きなら、カーオーディオを理由にボルボに乗っても良いかも知れません♪
まぁカーオーディオについては時々書いていました?ので、こういうネタもありですよね。今年は微妙に調子が悪いナカミチのヘッドユニットを他メーカーのに入れ替えたいです。