June 23
ラヴェルの夜のガスパール、ドビュッシーの前奏曲集第一集と喜びの島を、ロシアの新星ピアニスト、アルセーニ・タラセヴィッチ=ニコラーエフのピアノで。ちなみに録音には珍しくカワイのコンサートグランドピアノが使われています。
実は彼、ロシアの名ピアニスト、タチアナ・ニコラーエワのお孫さん。このジャケ写真・・・顔が少し似ていますよね(^^)。
彼の演奏は印象派の音楽にマッチしていて繊細な響きを駆使した極めてナイーブなスタイル。ちなみに今月来日しているのですが、残念ながら体調不良で結局行けませんでした・゜・(ノД`;)・゜・。※ニコラーエワ女史のリサイタルには無くなる直前の来日公演に行く事が出来ました。それにしてもこのレベルのピアニストが、前回ショパンコンクールの2次予選で落とされているのがほんと脅威です。
ルイジ・ボッケリーニのチェロソナタ1、2、6番と、ジョバンニ・バティスタ・チッリのチェロソナタ3~5番を、キャサリン・ジョーンズの演奏で。彼女は珍しいオーストラリアのチェリスト。やや珍しいですが聴きやすい名曲揃いでなかなか雰囲気の良い気分に浸れます。
モーツァルトの初期のピアノ協奏曲から第5番、6番、8番を、ドイツのピアニスト、マティアス・キルシュネライトのピアノで。手持ちはArta Novaのドイツ初期盤ですが、最近はSONYから廉価パッケージでの再版全集も出ています。たぶんリマスタされていそう。
June 22
PentatoneのSACD。ユリア・フィッシャーのヴァイオリン、ヤコフ・クライツベルク指揮、オランダ室内管弦楽団で、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲集3枚組みの1枚目。第1番、2番、5番を。
アムステルダム弦楽四重奏団のSACDで、ハイドンの弦楽四重奏曲第4番、6番、1番。
オクタヴィアのSACD。フランスのピアニスト、ジャン=エフラム・バウゼの演奏で、ショパンのピアノソナタ第3番とノクターンop.55、ポロネーズ第2番、第7番「幻想」、タランテラと子守歌。お洒落にソフィスティケートされた弾き方のようでいて実は細かい部分まで完成度が高く、楽譜と睨めっこしながら聴き込んでしまいました。
昨日も聴いたアレクサンドラ・ダリエスクのショパンの前奏曲全集を、昨日は書斎のARCAM/miuaudio/QUADのシステムでしたが、今日はメインシステムで再生。
ポーランドの女流エヴァ・ポブウォツカのピアノでショパンの即興曲とバラード集を。このプログラムも実演で聴いたことがあります。
ベトナムの名ピアニスト、ダン・タイ・ソンのピアノで、亡き王女のためのパヴァーヌ他、ラヴェルの名曲集を。「道化師の朝の歌」は実演で聴きました。ビクターK2マスタリングのせいか実際よりも音色が暗い・・・。
June 21
ヤコブ・リンドベルイのリュートで、ラクリメ「7つの涙」と、ヴィヴァルディ:イタリア・リュートのための作品全集を、2枚続けて。
アンジェラ・ヒューイットのピアノで、エマニュエル・シャブリエのピアノ曲集。ベートーヴェンのビアノソナタ15番(田園),8番(悲愴),3番・・・こちらはSACD盤で。
シャブリエのアルバムに含まれる「きまぐれなブーレー」は、昨年秋に行ったアンジェラ・ヒューイットのピアノリサイタルでも聴けました⇒その時の感想Tweetはこちら。このCD、限定のSACDハイブリッド盤とCD通常版と両方持っているのですが、CDレイヤーで聞く場合には、通常CD盤の方が音質良いです。
アルフレート・ブレンデルのピアノ、ネヴィル・マリナー指揮Academy of St Martin in the Fieldsで、モーツァルト ピアノ協奏曲26番「戴冠式」を。
村治佳織のギターで、グリーンスリーブス~シェークスピアの時代の音楽を。このアルバムについてのTweetはこちら。以前に書いたブログエントリ。
June 20
昨日に引き続き、ポーランドの女流ピアニスト、レギナ・スメンジャンカの演奏で、タランテラ及び通常はほぼ演奏されないショパンの習作的な小品集を。
天気の悪い日には、グレン・グールドのピアノでブラームスの間奏曲集。Op.118-2だけつい何度も聴いてしまう。このアルバム、SBMリマスタされた輸入盤しか持ってないのですけれどもリマスタ前のプレスが欲しいなぁ。。。
アリッサ・ミラノ ルック・イン・マイハート。僕がティーンエイジャーの頃の空気感溢れるアメリカンポップスです。アリッサ・ミラノのCDは一通り揃えていて、たま~に聴きたくなるのよね・・・要するに昔が懐かしいだけ(^-^;)
内田光子のピアノでシューマンのダビッド同盟舞曲集と幻想曲を。
ロール・ファヴル=カーンのピアノで、ゴットシャルクのピアノ曲集。演奏会を聴いたショパンに「行く末はピアノの帝王」と言わしめたアメリカの作曲家です。内容はサロンや庶民の酒場で弾かれそうな解り易い曲。生没は1829-69年ですが、曲の印象としてもう少し後世の人かと思っていました。ロール・ファヴル=カーンについて昔書いたエントリはこちら。
個人的にとても注目しているルーマニアの若手女流ピアニスト、アレクサンドラ・ダリエスクのピアノで、ショパンの前奏曲全集。
このアルバムが面白いのは、ショパンの前奏曲に加えてフランス現代音楽の作曲家、アンリ・デュティユーの3つの前奏曲が含まれていること。併録でなければわざわざ積極的に聴こうと思いませんので良かったです。現代音楽的ですが美しい響きの小品です♪
June 19
オーギュスタン・デュメイのヴァイオリンとマリア・ジョアン・ピレシュのピアノで、ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ全集より、2枚目の8番、5番”春”、9番”クロイツェル”を。この二人の生演奏で聴いた演目ですので、オーディオの音質と生演奏との乖離に、いつも考え込まさせる所があります。
モーツァルトのピアノ協奏曲第15番と22番。クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団、ルドルフ・ゼルキンのピアノで。ゼルキンの協奏曲録音ボックスでも同じ音源を持ってますが、聴いたのは単売の初期西独輸入盤プレスでの再生です。
ショパンの比較的珍しい曲を集めた名曲集から、敢えて有名な子守歌と舟歌を。ポーランドの女流ピアニスト、レギナ・スメンジャンカの演奏で。技術的な綻びはありますが、味わいのある繊細な演奏です。
June 18
ユーシア・クァルテットのデビュー盤SACDより、パーセルのシャコンヌ Z.730と、ブリテンの弦楽四重奏曲第2番 作品36。
SACD高音質盤としてミュージック・ペンクラブ音楽賞の2006年のオーディオ部門賞を取ったアルバム。如何にも日本的な意味での高音質録音と云った感じ。
ナタリー・シュトゥッツマンのコントラルトで、3枚目のシューベルトの歌曲集「白鳥の歌」 D957その他。
ちなみにこの3枚組みCDセットに含まれる「冬の旅」は、柳沢功力先生によるステレオサウンド誌2018夏No,207での評論について、Twitterで賛否両論の物議を醸したYG Acoustics Haileyの試聴に使われていたアルバムの一つです。今日のアルバム全再生は1回のみですが、ルートヴィヒ・レルシュタープの詩による7つの歌曲を敢えて数回リピート。
先日間違って重複購入してしまった件をTweetしたパルカニ四重奏団のSACDから、シューベルト 弦楽四重奏曲第8番 D112を。ちなみにオランダのパルカニ四重奏団の旧名はオルランド四重奏団です。
以前に激安で入手したミヒャエル・エンドレスのシューベルト・ピアノソナタ全集のBOXセットシューベルトのピアノソナタ全集BOX(10CD)から4枚目、11番/D625 14番/D784 19番/D958。
これCapriccioレーベルなのですけれど、元々の音源はOEHMS/Arte Novaで製作されたものと同じみたいです。あらためて未完成のD625をもう一回聴きました。