近年オーディオ関連の値上げが多すぎて感覚が麻痺しそうですけれど、またまたこれまた再値上げ。D&M Import Audioが輸入元を務めるデンマークのスピーカーメーカーDALI製品が2022年2月1日から価格改定。再び大幅に値上げされる事になってしまいましたΣ(・□・;)www 。直近では2021年7月にDALI製品がまとめて大幅値上げされたのは記憶に新しいのですが、それから僅か9ヶ月での再々値上げになります。
こんな世界情勢ですので、物流コストや原材料費の高騰、円安等の影響が色々重なっているのでしょうが、推測するにデンマークのDALI側が卸原価をごりごり上げてきているっぽい。日本を代表するオーディオメーカー及び輸入代理店として、良識的な価格設定を続けているD&Mホールディングスにとっては、正直、色々とかなり辛い状況なのでしょうね。。。販売面でマイナス判断なのは百も承知で、DALI側の値上げ通達に従わざるを得ない事について「苦渋の決断の末、再度の価格改定を実施」とプレスリリースで述べています。
~2022年 DENON、MARANTZ、DALIの値上げについて
DALIの場合、実は2015年にもZENSORシリーズの値上げがあり、その事については過去記事でも触れています。スピーカーブランドとしてのDALIは、ハイエンドブランドと云うよりは、エントリークラス~ミドルハイクラスを幅広くカバーするメーカー。特にマルチチャンネルAVスピーカーとしてのコスパの良さ、そして庶民的な低価格モデルでコストバリューに優れている点が、ここ数年、日本のオーディオ市場でDALIのスピーカーが強く支持されている理由だと考えています。
【DALI、DENON、MARANTZ 価格改定一覧リンク】
2022/9/1 DALI SPEKTORシリーズ SUBシリーズ / Sound Snchors スピーカースタンド
2022/6/1 MARANTZ PM7000N PM6007 CD6007 ネットワークCD/AVサラウンドレシーバー
2022/2/1 DALI スピーカー 30機種 / DENON AVサラウンド2機種 / MARANTZ SR8015
2021/9/1 MARANTZ プリメインアンプ ネットワークCD/SACDプレーヤー 5機種
2021/9/1 DENON プリメインアンプ、SACDプレーヤー レシーバー、スピーカー、アナログ関連 他数
2021/7/1 DALI スピーカー 35機種
2021/2/1 DENON プリメインアンプ2機種 SACDプレーヤー2機種 / MARANTZ M-CR612 NR1200
2019/6/21 DENON アナログプレーヤー8機種 カートリッジ/針 10モデル
2015/11/4 DALI ZENSORシリーズ / DENON PMA-390RE DCD-755RE
2015年以降の価格改定を見ると、輸入元のD&M(DENON&MARANTZ)製品については製造原価高騰の値上げ幅を最小限に留めている努力を感じますが、DALI製品の値上げ幅については元がリーズナブルなだけにかなりエグい印象…orz ちなみに同社が輸入する英国のハイエンドスピーカーブランドBowers&Wilkins(B&W)については明示的な値上げをしていませんが、こちらはこちらで、モデルチェンジの度に新機種の値上げ幅が凄いことになっています…\(^o^;)/
コストパフォーマンスのアドバンテージが薄れつつあるDALI製品
DALIのスピーカーが近年なぜ大人気になったのか?それは同クラス他社比では相対的に低価格にもかかわらず、エントリークラスを除く主力機以上はデンマークで生産していること。そして音質面では、ヨーロピアントーンのウォームでアコースティックなサウンド・・・音楽性の高さ、音楽的表現力の楽しさがリスナーに評価されてのことだと思います。反面、同クラス他社製品と比べ、オーディオ的なトランスペアレンシー、解像度や分解能など、音質面では可も無く不可も無く、特別なアドバンテージがあるとは云えないのも事実です。
価格が上がってしまうと、音楽的な楽しさだけでなく、オーディオ的音質でもより高いレベルの競合他社スピーカー、具体的には英Bowers&Wilkins(B&W)、独ELAC、デンマークDynaudio、英KEF等々と、価格的アドバンテージを失った上で競合する事になります。そうなった場合、DALIのスピーカー品質とブランド力で太刀打ちできるのだろうか?DALIからコストパフォーマンスのメリットが消えてしまった場合、日本市場で、果たしてこれまでと変わらない人気を保つことができるか?個人的には正直かなり不安に思うところだったり。。。
オーディオ入門者さんやエントリークラスのユーザー層に人気のSPEKTORシリーズについても値上げ。ですが個人的に1番好きだったりする末っ子のSPEKTOR1については、今回の値上げラインナップからは除外されています。ただ、発売初期の2019年末頃まではSPEKTOR1も実売価格がペア2万円前後でしたが、現在ではご覧の通り。SPEKTOR1は元々の音質が良いため、現在の販売価格でも尚コストパフォーマンスに優れているとは云えますけれど、2020年以前にSPEKTORシリーズを手にした方は、早く買って良かったと皆さん胸をなで下ろしているのでは無いでしょうか?
DALIのベストセラーSP 無印MENUET及びMENUET SEの値上げ幅
例えば、管理人が愛用していて、これを書いている今も書斎の後で鳴っている小型ブックシェルフスピーカーDALI MENUET 無印について、ここ2年の価格の変遷を見てみます。購入したのが2020年1月で、当時の希望小売価格が145,000円(税込159,500円)。新品購入価格は約93,000円×ポイント25%還元でした。これが2021/7月の値上げで187,000円。今回の2022/2月の値上げで220,000円です。
2020/2月にMENUET SEが発売されてものすごく悔しかったのですが、遂に無印がMENUET SEの新発売価格202,400円を超えてしまいました。SEモデルは先代MENTOR MENUET SEの後継機でもあり、MENUET SEも同様に先代MENTOR MENUET SE168,000円→SE新型202,400円→220,000円→264,000円と値上げ。こうなると無印からSEに買い換える未来の予定なんて掻き消えてしまいました。無印も実売価格で2倍近そうですし、ここまで価格が上がってしまうと、音楽性は別として、音質的にはもうMENUETを敢えて購入する意味あるのかしら?と正直思ってしまうレベルです。
年々縮小していく日本のオーディオマーケットで、DALIがこれまで同様、或いはそれ以上の評価を得続ける事が出来るかは、今後の新製品等も含めて現時点で全てを推し量ることはできません。しかし、既存製品に何ら付加価値も無いまま大幅な価格上昇が続く限り、DALIブランドに憧れを持つ見込みユーザー、既存ユーザーの購買意欲が冷えてしまう可能性は否めないと思います。そこは海外も含めた今後の市場動向を見守るしか無いとは思いますけれど、取り返しがつかないことになる前に、本国のDALIには、自らのマーケティング戦略を足元から見直して欲しいと、1人のユーザーとして願ってやみません。
October 16, 2015
DENONよ、お前もか!芸術の秋ではなくて値上げの秋なのね・・・orz
消費増税に始まり、オーディオに限らず去年に引き続き今年も日用品から何やらあらゆるものが値上げされはじめ、庶民的には日々阿鼻叫喚・・・(≧◇≦)。価格改定が目に付く度に背筋がひんやりしまくりな今日この頃ですけれども、今度はDENONの大人気エントリーモデルと、DENONが輸入代理店を務めるデンマークDALIのエントリークラススピーカーZENSORシリーズが値上げされる番でありんす。。。
「ZENSOR 1」現行価格 36,000円(ペア)→新価格 43,800円(ペア)
「ZENSOR 1(ホワイト)」現行価格 OPEN(ペア)→新価格 43,800円(ペア)
「ZENSOR 3」現行価格 62,000円(ペア)→新価格 69,000円(ペア)
「ZENSOR 5」現行価格 96,000円(ペア)→新価格 113,000円(ペア)
「ZENSOR 7」現行価格 60,000円(1本・ペア販売品)→新価格 69,000円(1本・ペア販売品)
「ZENSOR VOKAL」現行価格 33,000円(1本)→新価格 43,800円(1本)
DALI ZENSOL1は小粒でも安くてピリリと美味しい入門向けスピーカーと云う事で、箱庭ピュアオーディオでも何度か紹介してきました。でもこのZENSOR、売れている理由の半分以上は音質の割に価格が極端に安かったからであり、だからこそ初心者さん・・・特に若い人達に支持されているのだと感じます。ZENSORシリーズはあくまで「安価だからこそ誉められるしCPが際立つ」タイプのスピーカーだと思うのですが、ZENSOR1の新価格が+7800円増しの43,800円って、お高くなったら誰得?みたいな、かな~り危ない価格に近づきつつあるな~と管理人的には思ってしまうのでした。
これくらいでしたら皆さん的にもギリギリセーフなのか?やっぱりそうでも無いのか色々と際どい所だと思いますけれども、DENON製品(注:輸入代理業含む)はおしなべて値引率が高いですので、実売価格はここまで上がらないと嬉しいのですけれども。。。DENONは他の代理店と違って、今まで極めて良心的な輸入価格でDALIを販売されてきたのは事実ですので、ここは為替等々による原価上昇を受け入れざるを得ないのかしら~・゜・(ノД`;)・゜・
DENON PMA-390REとDCD-755REを値上げ
更に、よりによってピュアオーディオの入門機としてお金のない若い人達の為に最大限の貢献をしていたであろうエントリークラスのCDプレーヤーDENON DCD-755RE、プリメインアンプDENON PMA-390RE両モデルが+4000円値上げです。
「PMA-390RE」従来価格 48,000円→新価格 52,000円
「DCD-755RE」従来価格 48,000円→新価格 52,000円
なんと云うかこの2機種、そもそも定価の半額的謎価格が常態化している、バナナの叩き売り的お得感で釣っちゃうよ?みたいな販売スタイルを長年続けてきた訳でありますけれども、、、じゃあ何の為の定価?みたいな感じで、こんな短すぎて見せパンみたいな事をするくらいなら、最初からミニスカ・・・じゃなくて希望小売価格を設定しなければ良いのに~なんてねっ\(^o^;)/。要するに裏でこっそり仕切り値を引き上げておけば、皆さん嫌な思いをしないのに。。。等々色々不思議に思ってしまいますけれど、但し今回は所詮定価ベースでの+4000円アップ。実売価格での上乗せ幅は大きく無さそうですし、今後も問題無くお買い得感が維持されるのかな~とは思っています♪
[PMA-390RE後継モデルPMA-600NE]
敢えてDENONの肩を持つとしたら、ローエンドモデルが元々この実売価格でこの品質では、利益になんて殆どならないのだろうな~ってのは長年見ていて思ってはいました。工業品質については・・・あれ昔の方が?なんて気もしたりしなかったりですけれども、とにかく音質については、マイナーチェンジ毎にブラッシュアップされて良くなってるとは思います・・・。
[DCD-755RE後継機DCD-600NE]
だからこそDENONのユーザー目線で云わせて貰うと、スピーカーもアンプもCDプレーヤーも、今回については安過ぎる製品が値上げされた感じ。でもなぁ・・・ど~せ値上げするのでしたら、エントリークラスでオーディオ初心者層向けの啓蒙モデルではなく、ハイエンドモデルの新価格を2倍くらいにして、お金持ちと金満新興国の皆様に負担していただきましょうよ・・・と思いますわ。。。音楽文化にまで逆進課税するのは勘弁して欲しい今日この頃、皆さん如何お過ごしですか?・・・みたいな\(^o^;)/。
DENON DA-300USB D/Aコンバーター
例によってDENONとあんまり関係ない一般論(しかもきわめて独善的w)に逸れてしまいましたけれど、気を取り直してオーディオの話題に戻ります。今管理人がDENON製品でものすご~く欲しいと思ってるのが、ハイレゾ対応DACのDENON DA-300USB+ヘッドホンアンプ。何とこれDCD-1500REのデジタル回路をそっくりそのまま移植して単体発売したPCオーディオ用のUSB-DACです。
厳密には電源系が単体SACDプレーヤーのDCD-1500REと異なる簡易的なACアダプタ駆動ですので、同じクオリティの音が出るって訳では無いのでしょう。とは云えDSDにも対応するバーブラウンPCM1795+最新Advanced AL32 processing搭載DACで、サイズのコンパクトさと用途のフレキシビリティを鑑みると、DA-300USBは価格含めて侮れない製品ではと思います。また、USBを使ったPCオーディオ用途だけでなく、同軸/TOSデジタル入力を備えていますので、32bitクオリティへのアップグレード用単体DACとして一昔前のCDプレーヤーに繋げて使用することも出来ます。デザインも従来のDENONとは全く異なる意匠で新鮮と云いますか、お洒落な昭和モダン懐古的な雰囲気もうっすら感じられて好みかも♪
そんな感じでDA-300USBはPCオーディオ用に割と本気で導入したいと思える、最先端のデジタル性能を備えたかなりハイCPな逸品だと個人的に思っているのですが、皆さんも如何でせうか?・・・ある日突然値上げされる前に。なんてねっ。
コメント一覧 (11件)
DA-300USB、オモチャの様なACアダプタの現物を見て「うわっ、ショボっ!!」と思いましたが、某量販店でDCD-1500REと比較試聴させてもらったら意外や意外、「むしろDCD-1500REよりいいじゃん♪」と感じて、そのまま買って帰りました。上手く言えませんが、荒々しさが少し薄らぐというか。
放射ノイズの源を筐体の外に追いやってるのが奏功してるのか、お店の電源環境が良かったのか、私の耳がダメなのかは分かりません。
ちなみに、家では設置場所(と金銭面…)の制約でフルサイズが置けずDCD-CX3 -> DA-300USB -> PMA-CX3 -> JBL4319 なんてムチャな使い方で主にCDを聴いていますが、それなりに楽しく聴けています。
意外と低域の駆動力はあるけど良くも悪くもスッキリ薄味なCX3ペアにDA-300USBを挟むと、これまた良くも悪くもDENON的な中低域の厚みと当たりの丸さ(悪く言えばモヤつく感じ)が乗っかって、流して聴くのに心地良いです。
TVとBGM用のPC音源(AirMac Express経由)の中継機として、アンプとスピーカーを活用する事を主目的にDA-300USBを購入しましたが、DACとしても期待以上に重宝しております。
因みに件のACアダプタは15V1Aというあまり見かけない定格なので、良さげなものに換装しようにも互換品を見つけるのが難しそうです。
通りがかりに長文すみません。
おはよ~ございます♪うちはむしろ長文こそ大歓迎です。
スイッチング電源のDA-300USBがDCD-1500REよりも良くきこえるのは、組み合わせた機器との相性や、ヘッドホン、スピーカー次第で十分にあり得ると思います。この場合DCD-1500REのデジタル出力を使われたのでしょうか?DA-300USBの再現性はトランスポート側の音質にもかなり依存しますから、送り出しのDAPやトランスポートの性格次第で、一体型のDCD-1500REより自分好みの音に仕上げることも十分可能ではと思います。
>DCD-CX3 -> DA-300USB -> PMA-CX3 -> JBL4319
無茶どころかなかなか理想的かな~とd(^_-) DCD-CX3直とDA-300USB経由で違う傾向の音をPMA-CX3のセレクタで切り替えて同時に楽しめますし。アナログケーブルにも違う音色傾向の物を宛がえば更にくっきり二刀流を楽しめると思います。
>悪く言えばモヤつく感じ
ここは若干気になっていたり。。。ACアダプタ駆動の割に音作りが本格的でDENONらしい低域が充実した傾向なのは判るのですが、簡易なPCオーディオでは情報量がオーバーフローしてしまい、システムによって混濁気味になるのでは無いか?と。一ランク上の音に持って行けるポテンシャルがある反面、他もそれなりに揃えないと制御し切れなそう・・・みたいな。
私はスイッチング電源ってそんなに嫌いでは無くて、実際、小型DACやデジタルアンプの他機種で安定化トランス内蔵のACアダプタに替えてみたりもするのですが、それこそ低域過剰でスピード感が削がれ、もやつくので安い機器付属アダプタに戻してしまう事も多いです。ACアダプタはみんな音が違うのでほんと試してみないと判りません。しっかりしたトロイダルトランスの電源を奢りたい場合には、ご存じかもですがエルサウンド(エーワイ電子)あたりの特注で安価に作って貰うことは出来ると思います。
http://sv50.wadax.ne.jp/~ay-denshi-com//articles/html/products/detail.php?product_id=73
返信ありがとうございます。とてもご丁寧なコメントを頂き感激しております。
CDP兼トランスポートはDCD-1500REで試聴しました。因みにアンプは「いま並んでる中で比較的癖が少なくて素直」と仰る店員さんの勧めでA-S2100、スピーカーは家と同じ4319を鋳鉄ベースに載せた状態でした。
表に陳列中のDA-300USBをわざわざ試聴室に持ち込んで、手間をかけて親身に応対してくださった店員さんに感謝するばかりです。
Aretha Franklinあたりの古くてガチャガチャした音源や、ベースラインが華奢で音の分離に特化した様な80年代モノは、丸める方向の300で。モードやビバップ、70年代くらいのSoulなんかも、鮮明さはさして求めないので300で聴くことが多いですね。
極低域成分多めのDeep HouseやPerfumeなんかはバスドラのアタックから上くらいの中低域が膨らむと音が混濁して嫌なので、CX3直で聴くことが多いです。同じ理由でD’AngeloあたりもCX3直で。
Hiphopや90年代のR&Bなんかは低域が太いほうが良さそうですが個人的には逆で、クラブでパルスを浴びに行くならともかく、家ではボワンボワンして嫌なので締まる方向のCX3の方が好みです。特に90年代前半~半ばくらいのあの辺の音楽は、とにかくドッタンドッタンしたリズムの押し出し重視でブーミーな音源が多いので。
あと、スイッチを押しに立つのが面倒なときはリモコンで操作できるCX3直ですね 笑
RCAケーブルはBELDEN8412をCX3から直に、モガミ2534を300経由に使っています。
いま書いてて気付いたのですが、せっかくDACの違いで遊べるのに、どちらかといえば寄せに行く方向ですかね 笑
性格上ケーブルを気にしだすと際限なくなりそうで精神衛生的によくないので、とりあえず変な物でなければいいやって発想で、ケーブルの存在は意識の外に追いやっています。(目をそらしているとも。)正直そこまでちゃんと聴き分けできないのも理由です…
強いて言えば、LC-OFCカンタムなる導線を使ったQAC-202というケーブルをワゴンセールの叩き売りで手に入れたときに、ホクホクしながら繋いでみたら好みとあまりにかけ離れていて愕然とした事があるくらいでしょうか。キンキンした淡泊な音という印象で、すぐにお蔵入りしました。
ケーブルはあまり気にしないくせに、電源周りには興味津々なので、教えて頂いたアダプタが早速気になり始めました…
嗚呼、葛藤の日々が始まる…
こんにちは。
QAC-202ってオヤイデのこれですね。残念ながら聴いたこと無いです。
http://www.neo-w.com/products/qac-202_series.html
スタジオモニタ系のケーブルがお好み?みたいですね。ケーブル沼はコスト対効果を鑑みると確かに安易にお薦めしづらくはあるのですけれども、音質が良いというか楽しめるものは大抵スタジオモニタ系以外の製品に多いと思います。ケーブルの細かい違いも描写出来る良い機器を使われていますので、相性の良いケーブルを使えばモガミやベルデンとは次元の違う音質を得ることも出来ると思います。、それぞれ個性があるので失敗する可能性もやるだけ高くなりますけれども・・・(滝汗) まぁでも、手堅くかためるなら電源(アダプタ、タップ、ケーブル含む)が先と云えば先かな~?予算を抑えたい場合は、ケーブルについては自作されると数千円で数万円クラスのケーブルと同等にも出来ますますし。
好みというより、長年ラインナップ落ちしない類の業務用の定番品なら性能・信頼性・耐久性の面で安心かなと思いまして。件のQAC-202で懲りた部分もあり。
好みでいえば、暖色系で分厚いマッチョな音がが好きです。それこそ2ちゃんねる辺りでは青箪笥と沫菌なんて揶揄されるオールドJBLとマッキンセパレートの組み合わせとか。
音的に青箪笥(笑)の香りをほんのり残しつつ、リビングにもなんとか馴染むサイズで、現代の音源もジャンル問わずなんでもそこそこに聴けそうな4319は、ウォールナットの箱!ってルックスも含めてとても気に入っています。
設置場所の問題はあるけどL-507uXとD-06uにLUXMAN純正ケーブル類を揃えたら、とりあえず「あがり」でいいかなー なんて思ってます。
でも、存在感を主張しないCX3ペアのサイズとデザインがなかなかに捨てがたいんですよねえ。これも葛藤。
>暖色系で分厚いマッチョな音
マッキンっぽいアメリカンサウンドをよりそれっぽく・・・みたいな感じですと、私の手持ちではAnalysis PlusのOval Oneという一番安いやつとかそんな感じかも。血の通った音でものすごくウォームで太めでマッタリしてます。今風の高域の透明感とか求めると???なになりますけれども。昔のPHILIPSトーンとか平気な人向きです。
>L-507uXとD-06uにLUXMAN純正ケーブル
このクラスになると、私の場合はそれこそ存在を意識の外に追いやっています…。 お店で聴くにはいいけど手が届きませんので・・・orz 視界に捉えられるのはDENON機はDCD-1650REくらいまで。現在のLUXMANではDA-100とDA-200しか気に留めてないという(^^;
でも、LUXMANの純正ケーブルを今のシステムに先に入れてみるのはどーでしょ?LUXMAN JPR-100・JPR-150とかJPR-10000など。・・・要するに、き、気分だけでも(滝汗) JPX-10000を遙か昔に聴いたときはゆったり系だったような気がしますが、凄い昔のうろ覚えなので今のは違うかも?
http://www.amazon.co.jp/dp/B002SDS7D4/pastelaudio-22/
http://www.amazon.co.jp/dp/B002SE1HHQ/pastelaudio-22/
http://www.amazon.co.jp/dp/B0040QPFLO/pastelaudio-22/
あまアフィで失礼しますm(__)m
ラックスのケーブルは変な物では無いと思いまするV(^_-)
私もLUXMANのセットには手が届きません。「いつかはクラウン」的な、妄想混じりのゴール設定です…(´・ω・`)ショボーン
ちくちくおこづかい貯めて、数年後にはあるいは!(`・ω・´)キリッ
いいですねえ、JPR-100。
実は気分だけでもと思って、電源ケーブルはCDP/AMPともJPA-10000なんです。サービスパーツ扱いで\5,000/本 くらいで買えて、特に癖らしい癖もなく、心なしか滑らかで温かい厚めの音になった様な…(ならない様な 笑)。
ででで、ですから、ぼ、ぼくもラックスオーナーですよ!?((((; ´Д`))))
そういえば、オーディオに全く興味のない後輩が家に来た時に電源ケーブルを見て「うわ、コード太っ! スピーカーがデカいとやっぱ電気食うんすねー。」と言っていました 笑
スピーカーサイズと消費電力の相関はさておき、オーディオ用の社外ケーブル類が異様なものに見えるのは世間一般の感覚なんでしょうねえ…( ´Д`)
一般人から見ればオーディオ機器純正キャブタイヤコードと見た目大差ないJPA-10000でも、よく考えれば太く見えてるんだ・・・わたし感覚が麻痺してるかも(;゜ロ゜) たしかに普通の電源コードでほっそいですからねぇ。。。でもって、2スケアのJPA-10000よりも3.5スケアのJPA-15000はより分厚い音になるかと思いまする。ただ、お値段がですね~。JPA-10000とJPA-15000って、LUXMANみたいにアンプ同梱用でケーブル屋に大量発注出来るハードメーカーの場合、どっちでも原価はそれほど変わらないでしょうから、そこら辺に目を瞑れる御仁向きかも・・・(滝汗)
うちは電源ケーブルの価格やメーカー問わず、壁コン→電源タップ側とプリメインアンプには3.5スケア~5.5スケア、CDプレーヤーやDAC、チューナー側には1.8スケア~3.5スケアのケーブルで落ち着くことが多いです。※時々、導体の太さと音の力感が聴感上比例しないケーブルがあるので例外はあります。
それと元々の機器付属のキャブタイヤ電源ケーブルって本来それで設計されている訳ですから、変に社外品電源ケーブルに交換するよりも、付属品の方が結局素直でバランスが良いって事も多々あったり。。。ですので、そこはまぁケーブル沼は自作含めてどっちに転ぶかやってみないと判らない。あ~でもアナログ信号系の赤白ピンケーブルについては、好みは別として、付属品の方が解像度が高くて高音質って経験は個人的には未だに未経験です。そんなオマケの赤白ピンコードも製造元によってけっこう音質違うので面白いのですけれど・・・。
あ、、、そこそこ音も良いかなりお金かかったシステムなのに、RCAケーブルを赤白から高級品に交換しても、自分の耳には何度とっかえひっかえしても違いが殆ど判らないシステムというのには出会ったことがあります。オーナーの話によるとスピーカーのネットワークの組み方が凝っていて普通では無かったですが。
JPA-10000と15000は、件の量販店で純正ケーブルも含めて比較試聴させてもらいました。DCD-1500RE -> PMA-1500RE -> JBL4319 で。
1500REの元気な(荒々しく雑な)出音を基準にして聴くと、JPA-10000は純正ケーブルに比べて高域の歪み感と低域の滲みが薄らいで、中域が相対的に違和感なく前に出てくる様に感じ、いい事づくめだなあと。
各帯域の量感とか温度感が聴感として変わる訳ではないけれど、全体的な音の質が洗練された印象でしたね。音が刺さったり絡みついたりする様なストレスが薄らいでリラックスできる分、体感的には暖かい音、とも言えるのかな。
で、JPA-15000の方がよりその傾向が強まる印象ではあったのですが、純正 -> 10000 の改善値を仮に+10だとすると、10000 -> 15000 はそこから+2とか+3とかそれ位に感じたので、それに3倍の値段はさすがになあ~ってことで、JPA-10000 x2で手を打った次第です。
ケーブル類、特に電源ケーブルはオカルトの類だと思っていましたが、聴き比べてみると違いってあるものですね。
それにしても、クルマや自転車なんかもそうですが、趣味の物で「もうちょっと」を求めると、青天井ですね…(; ´Д`)
製造原価に販管費と利益を乗せてハイいくら、ではなく、需給バランスで値段が決まる世界でしょうし。
素材と型モノはロットいくらの世界ですから、ある程度数が捌けるとさぞ儲かるんでしょうねえ…
ロットまとめてつくり切りで、モデルチェンジしながら「次」をどんどん売っていくと理想的だなあ。
…あれ? これって某秋葉原の電線屋s…
すみません、管理人体調不良につきコメントへの返答は後日になります。ご了承下さいませm(__)m