JBL SA750 75周年記念プリメインアンプの中身はARCAM SA30!?

1/7(日本時間1/8)日に公式リリースされたJBL SA750 75周年記念プリメインアンプと、スピーカーL100 Classic 75。クラシックJBLらしいアルミニウムシルバーの素敵な外観で、SNS界隈でもかっこいい!欲しい!とざわめき立っています。ちなみに現地の発売は5月。

JBL SA750

僕自身、見た瞬間これは!と思ってしまうお洒落なレトロデザインなのですが、Twitterのフォロワーさんから流れてきた情報で、なんとJBL SA750のカタログスペックが120W G級アンプを採用したARCAM SA30と全く同じ事が判明・・・(滝汗)

JBLの親会社はHarman(ハーマン)Internationalですが、Harmanは2016年に韓国SAMSUNGが買収。そのHarmanが2017年に英国ARCAM(A&R Cambridge)を買収といった形で、JBLとARCAMがHarman傘下のメーカーとして協力関係にあるのが、このような国際的なコラボレーションが実現したカラクリのようです。確定情報ではありませんのであくまで推測の段階ではありますが、現地の一部WEBメディア等でもARCAMベース( Arcam to lay down a base of Class G amplification)と書かれているのでほぼ間違いないのかなと。

箱庭ピュアオーディオ管理人も長年ARCAMのCDプレーヤー(Alpha5Plus→CD72T)を愛用していますけれど、正直なところ音場型で端正なARCAMの音とホットでジャジーなJBLの音は全く違うと云うか、下手すると正反対のベクトルなのですよね(焦)・・・・ですのでこれマジで大丈夫なの!?と思わなくも無かったり。。。けれど、同時に発売されるスピーカーJBL L100 Classic 75をセット購入される方も多いでしょうし、ARCAM SA30の回路をベースにしつつ、JBL SA750はパーツ等で快活なJBLサウンドにチューニングされている可能性も。。。この辺りは内部回路の画像が出回るまでは実際どうなるか判りませんが、期待しておきたいところです。米国でのJBL SA750の希望小売価格はARCAM SA30と同じ$3000。L100 Classic 75スピーカーはpair$5500。ちなみにARCAM SA30の英国価格は£1999です。

ARCAM SA30

ARCAM SA30はプリメインアンプにDAC内蔵、Wi-Fi及びストリーミング機能対応でMQAにも対応。拡張機能を省いたアナログインテグレーテッドアンプ単体として内部回路を観ると$3000はちょっとお高くない!?って感じますが、今時の最新機能満載ですのでこんなものなのかと。

ARCAM SA30そのものはWHAT Hi-FiやHi-FiChoiceで5つ星を獲得していますし、ARCAM of Cambridgeは英国最大規模の老舗オーディオメーカーとしてアンプ作りには長年定評があります。ハイエンド製品では無く、ローエンド~ミドルクラスまでが中心のオーディオメーカーではありますけれども。日本でも10年くらい前まではDENONが輸入代理店をしていました。ARCAMは日本での販売から撤退してしまいましたが、たぶんJBL SA750は日本で国内でも発売され、人気が出そうな雰囲気。一体おいくらになるのでしょうか?

基本的に薄型デザインが好きな管理人としてはJBL SA750よりもARCAM SA30の外観が好き!と言いたいところですが、ARCAMは昨今の欧米デザイントレンドの煽りからか、数年前からシルバーホワイトのカラーを止めてブラックのみになってしまった事もあって、最近はあんまり食指が動かなかったり。よって個人的にはJBL SA750のアルミニウムパネル×サイドウッドのレトロデザインの方が断然格好いいと思います!

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categoryCategory:インテグレーテッドアンプ(プリメインアンプ)
categoryCategory:イギリス/ARCAM(アーカム)

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