ミニPC ASUS VivoMini VC65を敢えて選んだ理由 ぱ~と2

【ミニPC ASUS VivoMini VC65を敢えて選んだ理由】
序章ぱ~と1|ぱ~と2|ぱ~と3ぱ~と4メモリ増設3画面化
BIOS更新事前準備分解とCPU交換| CMOSクリアCPU交換(再)終焉

いくつか選択肢のある現行のミニPC、コンパクトPCから、今回ASUS VivoMini VC65-G108Zを選ぶに至った経緯を箇条書きにしてみました。

2016年グッドデザイン賞受賞の洗練されたデザイン

2016年グッドデザイン賞受賞モデル。お弁当箱みたいなエッジが丸いシンプルな正方形で全面のプラスチック筐体ですが、細かなチリ合わせの精度が高く、表面仕上げも丁寧でASUSにしては大人っぽい印象。裏側のコネクタ周りまで丁寧な作り込みです。コンパクトなサイズですが、デスクトップPCに必要とされる機能と要素について、性能を犠牲にせず一通り全て詰め込まれているのがポイント。

VivoMini VC65_WD Elements Portable

省スペース型のコンパクトPC/ミニPCは、小さいけれど意匠にあまり工夫が感じられないビジネスモデルや、逆にデザイン先行でエキセントリックすぎるものが散見されますけれども、そんな中でもVivominiはビジネスモデル的な無骨さがありませんし、それでいて家庭でも職場でも場所を問わずインテリアに馴染む飽きの来ないデザイン。シックでコンサバティブな佇まいに好印象を持たれる方も多いのではないでしょうか?

VivoMini UN62 UN42シリーズとは違って縦置きでも横置きでも使用可能。実用性とデザインの狭間で無茶をしていないのも魅力です。ただし縦置きの時は右側が裏側(下面)になるデザインですので、管理人のデスクでは、通路側のパネルが底面裏側という・・・どうしてこうなった?(^-^;)。

VivoMini VC65_supersonico

尚、左右を反転させるために上下のパネル入れ替えが出来ないかと考えましたが無理でした。SDカードスロットが天面ですし、放熱設計含めて逆さま置きもあんまり推奨しかねます。まぁ、結局デスクに座っていて見える側がASUSロゴがある綺麗な天面ですので、これはこれで悪くないか~・・・みたいな。

JMLabChorus714S+ASUSvc65

でもこのデザインに惚れた一番は、公式サイトの↑のイメージ画像にやられたってのも大きかったり(^^;)。ちなみに左右のフロアスタンディング(トールボーイ型)スピーカーは、見た感じフランスFocal社のホームオーディオブランドJMLab Chorus 714Sかと思われます。FOCALのスピーカーには管理人もカーオーディオでお世話になっておりまする。

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カバンに入れて持ち運べるコンパクトサイズ

ノートPC以上に優れたスペース効率を誇る一辺20㎝弱の持ち運び可能なサイズと重さ僅か1.7kg(注:実測。公称2.2㎏)。出張などで滞在先が固定されているような長期外出ケースなど、ノートPCやタブレットでは戦力不足な場合に、母艦をカバンに詰めてどこにでも移設できるというのは、実用面でも精神的にも、管理人的には全然違うものだと思うのです。

Wedge Mobile Keyboard Bluetooth mouse

Bluetooth内蔵ですので無線マウスや無線モバイルキーボードにも対応可。ちなみに管理人は出先で使用するMicrosoft Wedge Mobile KeyboardWedge Touch Mouseを愛用しています。(デジカメ撮影したついでにこのエントリ作成に使ってます♪。ハード側の性能が良いとBluetooth特有のタイムラグも無きに等しくなるのですね。)

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驚きのほぼ無音設計

CPUファン内蔵で、公称ではHDD搭載モデルがアイドル21dB/全開32dBとのことですが、筐体の廃熱スリットに耳を近づけない限り実際にほぼ無音です(注:SSD化してます)。最初、微かに音がするじゃ~んと思って耳を近づけたら、音が出ていたのは隣りにある2TBポータブルHDD WD Elements Portableからでした・・・(滝汗)。VivoMini VC65本体はそれくらい静かということです。 スペアナ測定してみると高周波レベルも十分に低く、廃熱スリット直上10cmでアイドリング20dBを割ってます。耳から直線80cm先のデスクトップに設置していますけれども、CPU使用率がそれなりに高い時にも音が気になることは個人的には皆無。ファンレスモデルではないのに凄いですよね。

今までASUS UL20FTのファンノイズがかなり五月蝿かったため、外付けUSBポータブルHDDのWD Elements Portableは十分静かだと思い込んでいましたが、こうなるとむしろWD側が五月蝿くて気になることに(@_@;) VivoMini VC65に於ける静音設計の優秀さは、良質なデスクトップPCオーディオを構築する上でも極めて重要なポイントになると思われます。

デンマークICEpower製のオーディオユーティリティ

なぉ、VivoMini VC65の内蔵AudioWizard(オーディオコントロールソフトウェア)ですが、なんとデンマークICEpower(アイスパワー)製でございました(驚)。積極的に謳ってませんがASUSからHPに転向したBang & Olufsen ICEpowerとのライセンス的な繋がりは今でもあったのですね。

Bang & Olufsen ICEpower Audio Wizard

Bang & Olufsen ICEpowerは高音質で知られているオーディオデバイスメーカーですので、同じく同社のオーディオデバイスを積んだHP Elite Sliceを今回手にできなかった(発売に間に合いませんでした)悔しさがほんのり和らぎました♪

adHP Elite Sliceicon

2016年時点で、最新Core i5CPU搭載のミドルクラスモデル

長年CPUスペックにこだわりを持たなかった文系ルンペンブログタリア属性ですので、この18年、低俗・・・ではなく低属性のPCを無理繰り使いこなそうと年中格闘し続けてきました(^o^;)。ご存じの通りIntelのCPUは遅い方から並べてAtom-Celeron-Pentium-Core i3-Core i5-Core i7-Xeonと高性能になっていきますが、箱ピュア管理人が今まで使ってきたのは販売当時基準ですら下位のMobile CeleronやPentium M程度。購入当時の平均レベルと言えたのはAMD Athlon XP2400+搭載のHP d330位でした。

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もういまさら低スペックPCで阿鼻叫喚したくはないですし、Web制作の快適さと今後の運用も考えて、最新のCore i3以上のマルチコア/マルチスレッドCPUを搭載したモデルから選ぶことにしたのですけれども、ASUS VivoMini VC65-G108Zは第6世代SkylakeのCore i5 6400T搭載。省電力型ですので最新世代全体の中ではCore i3とCore i5の中間クラスの位置付けですが、今のところはそこそこ高性能モデルと言って良いと思います。流石に第7世代Kaby Lake Core i7-7700T搭載機ほどではありませんけれども、第6世代 Skylake Core-i5 6400Tは4コア4レッドでCPUスコア5500。現行のハイエンドノートPCでもなかなか実現するのは厳しいスコアですから。

VC65のラインナップは2017年春時点で4機種あって、下位がVC65-G107Z Pentium G4400T。中位にVC65-G312Z Core i3-6100T、中上位にVC65-G108Z Core i5-6400T、最上位がVC65-G209Z Core i7-6700T搭載機です。正直Core i5-6400TはSkylake Core i5の中では低性能で、CPUスコアが9000台のCore i7-6700TやKaby Lake Core i7-7700Tと比べ3分の2くらいのスコアだったりしますけれども、ここで思い切って最上位のVC65-G209Zを選べなかったのが、管理人がルンペンプレカリアートな所以なのでありまする・・・(苦笑) 購入時3万円弱の価格差に、どうしても、どうしても、手が出ませんでした・・・orz 気分的にせめてCore i5-6500Tを搭載していて欲しかったですけけど・・・。

internalUEFI BIOS更新解説:CPU交換に失敗して成功した話 その1@ASUS VivoMini VC65

とは云え、構造的にCPUはたぶんきっと載せ替え可能かと思いますので、何れLGA1151ソケット(Kaby Lake & Skylake)で上位のCore i7T付きCPUが中古でお安くなったときに、こっそり拾って載せ替えて差し上げようなんて考えてたりします(^^;)ゝ 敢えてハイCPな下位モデルを選び、自分でこつこつモデファイするのもPCの楽しみの1つですしV(^_-)。この秋葉原の片隅で、ゴミ拾いトングを片手に地面に這いつくばって必死にCPUを探しているルンペンブログタリアを見つけましたら、みなさまぜひ生暖かく見守ってあげてくださいね・・・ry。

まだまだ続きます(*^-^*)


internalミニPC ASUS VivoMini VC65を敢えて選んだ理由 ぱ~と3に続く

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