BOSCH or AC DELCOバッテリーへの交換でカーオーディオが高音質に♪

カーオーディオの音質が、実はバッテリーで大きく変わることをご存じでしょうか？＼(^^＠)／

数日前のことです。病院の帰りにいつもの様に、行き付けのShellのガソリンスタンドで給油。24時間営業でガソリンが地域最安のセルフシステムなのですけれど、昼間は整備クルーが多く、ピットメニューも豊富なサービスの良いガソリンスタンドです。夏にはG’ZOXという一日手作業でのボディーコーティングをフルコースでしてもらい、それ以降、月に一回のG’ZOXコーティング専用メンテナンスでの洗車をお願いしています。

ガソリンスタンドの店内は居心地の良い小綺麗なカフェスタイルになっていて、作業を待つ間、パスタやエスプレッソを注文し、残った事務仕事をLet’s noteで片付けるのがいつものスタイル。洗車やメンテンスには案外時間がかかりますので、待ち時間を有効に過ごせる環境は大切。給油の後、手洗い洗車の依頼と此処まではいつも通りだったのですが、今日に限っていつもに比べ、ピットからなかなか車が出て来ません。どうしたのだろ～？と怪訝に思っていたら、店内のカフェスペースに整備担当のお兄さんが来て一言･･･

エンジンがかかりません、バッテリーが上がってしまったようです＼(^o^;)／

･･････な、なんですと～ぅ･･･(@_@;)

出先で突然のバッテリー上がりを経験

ところで前回愛車のバッテリー交換をしたのはいつだったっけ？メンテナンスはこまめにする方なので、そんな大昔である筈がありません。ボンネットを確認したところバッテリーに交換日が記載されていて、交換から1年と8ヶ月目のようです。某有名国産メーカーのバッテリーで、整備手帳の中にはしっかり2年60000kmの保証書も入ってましたが、保証期間の2年を待たずしてあっさり駄目になってしまったみたいです(-_-;)

10年以上車に乗っていて、バッテリー上がりを経験したのは実は今回が初めて。エンジンが掛からなくなったのが、たまたま行き付けのガソリンスタンド内で助かりました(゜ワ゜)。走行中に止まってしまったら、またまたロードサービスを呼ぶ羽目になっていたところです･･･(実はこれまで別件で何度かお世話になっていたり･･･)

今回電圧不足で上がってしまった国産バッテリーは、いわゆる廉価な標準クラスのものです。先代の車の時から自動車バッテリーはドイツのBOSCH(但し、重い＆でかい＆高い)と決めていたのですが、確か前回の交換時に丁度手持ちが少なく、フロントの軽量化だとか理由を付けて、それまでのBOSCHバッテリーよりも2回り小さい(※自動車メーカーの指定純正サイズ)、実売価格もボッシュの半額程度で済む国産バッテリーを入れていました。

容量が少ない国産バッテリーによる音質劣化

しかし、どうやらそれが不味かった。。。当時バッテリー交換をして直ぐに気がついた点が、ナカミチのカーオーディオの音質がなんだか妙な感じになったことです。。。普通、劣化して電圧が低めの自動車バッテリーを新品に交換した場合、電圧が大きく回復する為に、音にもエネルギーが出てボリュームが上がって聞こえたり、音質がそれなりに良くなった様に感じられるものですが、なんと云うか･･･高域がなまった感じのかったるい音になってしまいました。

こんなもんかな～？？？と怪訝に思いながらも、まぁカーステレオの音質のためだけにバッテリーを直ぐに乗せ換えるのもアレですので、とにかくそのまま妥協して使っていたわけです。数ヶ月して次に異変が起きたのがナカミチの車載用ヘッドユニットです。元々CD-R再生には対応していないCDヘッドユニットですけれど、車載用にMARANTZ CD-R630で作った複製CD-Rディスクの場合、ディスクによっては演奏中にしばしば音飛びを起こすことがりました。

MARANTZ(マランツ) CDR630 Professional CD-Rレコーダーの紹介をしてみる

昔作ったCD-Rの寿命がそろそろ危険な時期に入ってます！【耐用年数10年】

その音飛び症状が日を追う毎に酷くなり、最近では再生中にストップ/リピート状態になってしまうCD-Rが多数発生する始末。。。こうなるとまともに車内でCDを聴く気になりません。お陰で最近は無意識にFMばかりを聴くように･･･(苦笑)。そんなこんなで、そろそろナカミチのヘッドユニットのピックアップ寿命が来たのかな～なんて漠然と考えていた所です。

1DINヘッドユニット ナカミチCD-35を分解メンテしてみました。

シトロエンC4 ユーザー車検備忘録2018 DIY事前整備編

話をガソリンスタンドに戻します。

どうも店長に確認しに行ったのか暫く待たされた後、説明を要約すると、該当するサイズのハイグレード品はバッテリーの在庫がなく、取り寄せると価格は○万○千円(注:定価!)とのこと。流石にこれは幾ら何でもお高すぎます。。。オートバックスではBOSCH製バッテリーがその半額以下ですよ～？と話したところ、再び事務室に確認に行き、２割引くらいには出来ますとの事。どちらにしろ、今直ぐには安いスタンダードグレードのパッテリーしか入れられないのです。(また安価なスタンダードバッテリーを入れる場合、購入店で保証書を提示して新品交換する方のが筋ですし･･･) 。

幾らなんでも提示されたお値段がお話にならないので内心参ったなと～思ったのですが、このピット担当の整備士さんはとても感じのいい方。独BOSCHのバッテリーが買える近隣のカー用品店まで走るために、エンジンをかけるだけなら無料でやってくれるとの事で、ブースターケーブルを持ってきてエンジンを始動してくれました＼(*^o^*)／

BOSCHバッテリーへの交換でカーオーディオが高音質に

その足で直ぐさまガソリンスタンド最寄りのスーパーオートバックスに車を入れ、エンジンをかけたまま店内に赴き事情を説明。無事に以前使っていたバッテリーのモデルチェンジとなるBOSCHのMEGA POWERバッテリーに交換して貰えました。(確か以前のモノはSRXだかSRXXという名前で少し容量が少なかったです。) 関係ないですけどBOSCHバッテリーの右手前にあるのはクイックルワイパーハンディ。↓で詳しくレビューしています。

使い捨てハンディワイパー オーディオ機器・AV機器に積もったハウスダスト対策にお薦め♪

作業終了のサインをしてピットでおもむろにエンジン始動。まず、ハロゲンヘッドライトの明るさが明らかに違う。ちなみに長年PHILIPS CrystalVisionを愛用しています⇒箱庭オーディオレビューはこちら)。ピットからの出足のトルクも一段盛り上がりが増した感じでスムース。これはかな～りイイ感じ♪ そしていつものCD-Rを再生･･･複製元は書斎にあるグラモフォン、イーヴォ・ポゴレリチのハイドンピアノソナタ集。正直に云うと、この時まで車のバッテリーに拠る音質劣化がある事をすっかり忘れていたのですけれど、出てきた音にびっくり！Σ（・□・；）www それまでとは全然違う音質じゃないですか～っ♪

注:管理人の手持ちは独輸入盤ですが、大変高音質で演奏も秀逸。こんなハイドンの解釈も好き。明るくBGMにおすすめ♪

何より音色が違います、、、そうこれは懐かしい音色･･･2年前まで当たり前に聴いていたあの音です。透明度の高い高域、低域の厚み、音像のしっかりとした骨格と構築の豊かさ、細部の動きが手に取るように判り、ついつい音楽に意識が引き込まれていく生き生きとした音の動き♪今まで気付かずに、カーオーディオで如何にしょぼい音を聴き続けていたのかを、今更ながら思い知らされる事になりました･･･(滝汗)

そして、驚いたことがもう一つ。このCD-Rはここ最近ずっと、ある決まった2ヶ所で延々リピート状態に陥っていたのですが、全く音飛びの兆候を起こす事無く、問題無く1枚を再生し切りました。その他の音飛びCD-Rでも同じ。要するに、ナカミチ製ヘッドユニットのCDピックアップが弱っていたのではなく、バッテリーが弱って電圧が不安定になっていた結果、CDプレーヤーのサーボトラッキング能力まで不安定にしていたようです。これで音飛びにイライラすることなくまた以前のようにCDを楽しめそうですd(^_-)

たかがバッテリー、されどバッテリー。保証期間だから未だ大丈夫なんて舐めてかからない方が良いです。更に未交換で超過使用なんてもってのほか。安全面のみならず、少しでもカーオーディオの音質にこだわるのでしたら、皆さんも是非ハイグレードクラスのバッテリーを入れてみて下さいませd(^_-)。それから少なくとも車検毎･･･2年に1回の定期交換はお忘れ無く。カーオーディオの音質にこだわる場合は、高電圧を維持するために敢えて毎年交換でも良いくらいです。でもそれ以上に、JAFの緊急出動要請に於ける圧倒的第一位が、今も昔もバッテリー上がりによるものなのですから。

そういえば、記事を書くために検索していて気がついたのですが、楽天市場やYahoo!ショッピングでは、同じBOSCHバッテリーがオー〇バックスやイ〇ローハットでの店頭割引価格よりも更に大幅にお安く買えてしまうのですね･･･orz 次からはバッテリーが上がる前に、ちゃんと自分でバッテリー交換作業やりたいと思いまする･･･しくしく･゜･(ノД`;)･゜･

アメリカAC Delco(ACデルコ)のバッテリーもパワフルでお薦め♪

冒頭の画像でお判りの通り、その後、ドイツBOSCHのバッテリーだけでなくアメリカAC Delcoのバッテリーにも手を出したりしています。2年間隔で定期交換していますが、もちろんネット通販でお安く調達したものを自分でDIY交換しています。価格比較をしつつその時々でBOSCHだったりAC Delcoだったり。海外製バッテリーだけあって、サイズが大きくて重いですけれども、パワーがあって音質もなかなか良く、独BOSCHと並んで個人的にはACデルコ製バッテリーも良いものだと思っています。因みにシトロエンC4の場合、寒冷地でなければ20-55Dより20-60が良いかな～と。

～まとめ～

自動車用のバッテリーを選ぶ際には、自動車メーカーの標準搭載サイズはコスト対策で小さかったりしますけれど、各車種別に搭載可能な最大サイズを選ぶのがおすすめ。特に海外ブランドのBOSCHやACデルコであれば、大抵は容量の大きな最大サイズ付近が選べます。容量が増えればそれだけ電圧低下、バッテリー消耗に至るまでの期間を延ばせますし、始動性能、カーオーディオの音質共に有利に働きます。欠点はフロントの片側重量がが増えることで、走行性能に僅かな悪影響が出るかもしれません。よってスポーツ走行性能を追求するのには向きませんが、カーステレオの音質を優先する場合は致し方ないかなと。

管理人はこの時の事件以降、自動車用バッテリーを安価なネットショップ経由で購入しています。DIYでのバッテリー交換の作業は(バッテリー本体がかなり重い点を除けば)簡単で、要点はマイナス側から外してプラス側から取り付ける事を守るだけですけれども、問題は外した廃バッテリー。廃バッテリーは資源として正しい回収経路を辿ればリサイクルされるものですので、ここは普段整備その他で色々とお世話になっている近所の大手カー用品店に持ち込んで引き取って貰っています。バッテリー自体の購入店ではない場合は少し気が引けるかも知れませんが、引取義務があるので断られたことはありません。尚、1個で十数kgある自動車用鉛バッテリーの廃バッテリーって、直接バッテリー回収業者に持ち込めば、実は逆に買取で結構良いお値段が付く筈のものですので、たぶんきっとお店の損にはならないはずです。